「何の病気か」は結果。「何が原因か」を考えたほうがいい
ストレス社会と言われる現代では、メンタルヘルスという言葉はすっかり身近なものになったと感じます。
でも中には、「心が弱いからだ」と、精神論を振りかざしてわざわざ攻撃してくる厄介な人もいます。
個人的意見としては、そういった人は他者を攻撃するのではなく、「自分が今その状態にならなかったこと」をもっと感謝すればいいのにと思います。
心の病気は、誰がいつどんなきっかけでなってもおかしくないんだから。
心の病を抱えて苦しんでいる人へ。自分を恥じる必要は全く無いです。
病気を甘えにするのはやめたほうがいいと思うし、自分で付き合い方は見つけていく必要があるけれど、恥ずかしく思う必要は全く無い。
同時に、何か病気を抱えているのであれば「なんの病気か」よりも「原因は何か」に焦点を当てて考えるようにしてみてほしいと思います。
「なんの病気か」はあくまで結果
私もこれまで、心の病と言われるものであれば、鬱・パニック障害・不安神経症・過換気症候群・解離性障害etc...
それ以外に、消化器・神経系・呼吸器・婦人科系・ホルモンや自律神経系…(もうめんどくさくなってきた(-_-;))
いろーんな病気をやらかしてきました。心の病と呼ばれるものからそのほか各種、体のあちこちやらかしております。
病気ととことん向き合ったし、医者やカウンセリングにも通ったし、本も読んでってやってきたけれど、つまるところ、原因は全て「ストレス」でした。
そして、その原因がどこにあるのかを探ったところ、私の場合は、AC特有の考え方のクセである自分を追い込むクセ、にたどり着いたというわけです。
病気は、あくまで結果でしかなかったわけですね。
原因を解決することの大切さ
なにか物事が起きるときには、全て原因と結果がセットになっています。
もしあなたが今、何か心の病気と闘っているのであれば、その「原因は何か?」にもっと焦点を当てて考えるようにしてみてほしいと思います。
病気や体調不良は、いわば体や心からのSOSなわけですからね。見逃しちゃ駄目。
たとえば、職場がストレスの原因になっていて鬱になったのであれば、仕事を変えるのもアリ。ある特定の人がストレスになっているのであれば、その人から距離を置くのもアリです。
原因がなにかわからなければ、薬や治療によって一時的によくなったとしてもまた再発してしまうことは多いです。原因が解決されない限り、同じことの繰り返しになってしまいます。
だから、「病気」という結果だけに囚われてしまうのではなく、「原因は何か」にもっと焦点を当ててみてほしいと思います。(もちろん病気について知ることもとても大切なことだけれどね。)
私もAC特有の考え方の癖を直せるよう、日々勉強中です(^_^;)