「〜ねばならない」「〜しなきゃ」「〜べき」はやめる
辛い・苦しい・しんどいと思ったら、自分に余裕がなくなっているなと感じたら、一度立ち止まってぜひ考えてみてほしいことがあります。
それは自分の中で、いろんなことに対し、「〜ねばならない」「〜しなきゃ」「〜べき」という考えになっていないかということ。
自分を苦しめ、追い詰める言葉
私もついつい「〜ねばならない」「〜しなきゃ」「〜べき」という考えで頭の中がいっぱいになってしまうことがあります。忙しくて余裕がなくなっている時や、やることがたくさんある時は、ついついこういう考え方になってしまいがち。
でもこれらの言葉は、それだけで自分を苦しめ、追い詰めてしまう言葉です。ちなみにうつ病になりやすい人は、この言葉を無意識のうちに使ってしまうのだそう。無意識に自分を追い詰めてしまうみたいですね。
「〜しよう」にシフトする
「出かける前に、掃除しなきゃ、洗濯しなきゃ、あれもしなきゃ、これもしなきゃ…」
こう考えるとピリピリしてしまいます。知らず知らずのうちに焦る気持ちは生まれるわ、余裕はなくなるわで良いことなしです。
だから無意識にこういった考えが出てきたら、「〜しよう」に言葉をシフトしてみて。
「掃除しなきゃ」「洗濯しなきゃ」
じゃなく、
「掃除しよう!」「洗濯しよう!」
って言葉を置き換える。
口に出すのもオススメですよ。自分に言い聞かせるように、「掃除しよう!」「洗濯しよう!」って口に出して言ってみる。大丈夫、家の中であれば、1人で喋っていてもそれほど問題にはなりません(笑)(傍から見ると変人だけどねー(笑)
口に出すことによって自分の耳にも「音」として入ってくるので、より冷静になることができるかと思います。
言葉のもたらす影響
日本には「言霊」という言葉があるけれど、言葉のもたらす影響は想像以上に大きいです。ネガティブな言葉は私たちにネガティブなイメージを与えますし、ポジティブな言葉からはポジティブなイメージを受けます。知らず知らずのうちにね。
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だから、自分を追い詰める言葉はなるべく使わず、前向きな言葉にシフトしていきましょう。自分で自分を追い詰めてしまうのはとてももったいないことですよ。一種の「悪い自己暗示」を自分で自分にかけてしまっているわけですからね(^_^;)
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