本気でACを脱却したいなら、苦しめてくる毒親や親戚とは距離を置け!
AC(アダルトチルドレン)が、明るく前向きに自分らしく生きたいと思うのであれば、原因となった親や親戚とは全力で距離を置くべきだと思います。
なにがあっても、どんなことを言われても、そこから逃げたほうがいいと思う。
親や血縁関係にあったとしても、必要であれば絶縁してしまってかまわない。というか、そうしないと前を向いて生きていくことができないと思うのね。
この記事では、ACが毒親や親戚と距離を置くべき理由についてまとめます。
「期待してしまう」から
私の友達には同じく親子関係で苦しんでいる子が多いです。未だに過干渉でがちがちに縛られていたり、期待を一心に背負わされていたり、徹底的に放置されていたり、虐待やネグレクトを受けていたりね。(その家庭によって問題は違いますが)
そしてその子達を見ていて感じるのは、それでもどこかで「期待してしまっている」ということ。
認めてもらえるんじゃないか、変わってくれるんじゃないか、分かり合えるんじゃないかという期待。もちろん、かつての私含めね。
AC(アダルトチルドレン)は、しばしば「子供っぽい大人」など間違った解釈をされがちですが、本当の意味は「機能不全家庭で育ったために、成人してからもその生き辛さを抱えて生きている人」という意味です。
そんな機能していない家庭の中でも、心のどこかでは、「自分を認めてくれること」「親であること」「親戚であること」を期待してしまう人は多いです。
もちろんすぱっと切れる人もいるだろうけれど(機能不全家庭で育った人みんなが苦しむわけではないよ。だけど、苦しむからって弱いわけでもないよ)健全な親子関係・建設的な親子関係を築きたいという思いがどこかにあるという人は多いんじゃないかな。
でも、現実には確実に大きなずれがある。
「家庭」が機能していないから「機能不全家庭」なんだもん。だからこそ、心を壊さないため・期待しないために離れるべきなんです。
自分を守るためにね。自分で決めることが大事。
「依存してしまっている」ことに自分で気づけないから
そして、「依存してしまっている」ことになかなか気づけない。
私は片方の親や親戚とは絶縁し、片方とは距離を置いていますが、縁を切って初めて、自分が依存していたことに気づきました。
「私が我慢すればいい」
「人には良いところも悪いところもあるんだから」
と、知らず知らずのうちに自分を納得させてしまうんですね。どうしようもない相手に期待し、離れられなくなっていました。
親子関係で未だに苦しんでいる友達たちを見ても、「嫌だ」「苦しい」と口ではどれだけ言っていても、そこから「離れる」という決断ができない人が大半です。
あきらかにその関係性は、健康的な親子関係や親戚付き合いではないんです。「家庭」や「親子関係」は「機能していない」んです。これも、離れて初めて気づけたことです。
あなたがなんとかしないといけないなんてことは絶対にない。
親は親でなんだかんだ生きて行く。だから、安心して手を離していい。
そんでもって、私は私を幸せにしてあげよう。
人を変えることはできないから
そしてなにより、人を変えることはできない。これはたとえ親であっても親戚であってもです。
私も歩み寄ろうと何度も試みましたが、結果心を壊しましたし、相手は変わりませんでした。
よく、被害者と加害者の話でもありますが、したほうとされたほうとでは、明らかにその認識が違っています。
だから親としては「もう過ぎたことなんだから」という態度で接してくる。(もしくは全く反省してない)
自分の非は認めない上、的確にこちらの心をえぐってきます。だから、どこからそんな言葉が出てくるの?ということを平気で言うわけです。
まさにこれですよ (画像はネットからお借りしました)
自分都合で受け入れて欲しいと近づき、子供がそれを受け入れられないと怒るわけです。
子供が我慢をして成り立つ関係、というのは何一つ変わっていないんですね。どこまでいっても何年たっても。
もちろん、和解できるパターンもあるとは思います。誰もが望むハッピーエンドです。私たちACはこれを期待してしまうんです。
でも、それはかなりまれなケースであり、双方の努力と歩み寄りの上でのみ成り立つのだと私は気づきました。
自分の人生は自分だけのものです。だから苦しい状況や辛い状況に甘んじていてはいけない。
「親のせいにするな」と言っているんじゃなくて、「自分らしく生きたいのであれば、自分に害をなす関係は、勇気を持って断ち切らないといけない」と思うんです。
それは卑怯なことでもずるいことでもないんです。
あなたはあなたを幸せにしてね(・ω・)ノ❤︎