九州放浪記 1日目
GWに長期休みをもらったので、1週間かけて九州をぶらり放浪することにした。
九州には小学校の修学旅行で長崎に行った以来。もう考えた時からワクワクである。
ちなみに私は好奇心で生きてるような人間なので、「ここは絶対に行きたい!」という場所以外は、動きながら調べるthe★無計画旅プランだ。
それでも十分美味しいものや魅力的な場所に出会うことができたよ。
【もくじ】
- 福岡県に到着
- レトロで美しい港町・門司港
- 関門トンネルに歌う妖怪出現⁉︎
- 海峡プラザでグルメを堪能
- 九州鉄道記念館でSLにテンション爆上がる
- 保護猫ゲストハウス・ねこ蔵にチェックイン
- 元祖屋台の焼きラーメンを小金ちゃんでいただく
- まとめ
福岡県に到着
早朝6:30、HEARTS バスステーション博多に到着。
到着!バスステーションがとてもおしゃれ。
— 都 (@miyakokara) 2019年4月25日
身だしなみ整えて周辺スポット調べてるなう♪ pic.twitter.com/ma8svE6Gnz
山口県と福岡県との境界であり、日本で唯一の人道海底トンネル・関門トンネルと、美しい景観の門司港レトロに惹かれ、北九州へと飛ぶことにした。
レトロで美しい港町・門司港
門司港駅は、駅構内からレトロで雰囲気がとても素敵だ。
大正時代か明治時代を彷彿させるような、厳かで背筋が伸びるような雰囲気である。
制服や顔出しパネルも飾られている。
ただ、ここで残念なお知らせである。
海峡ミュージアムリニューアル前につき閉鎖中\(^o^)/
結構楽しみにしてたのでショック。ま、仕方ないね(切り替えはすこぶる早いw)
ちなみに門司港駅は駅舎もレトロで素敵。
駅前広場には噴水があり、人力車が2台停まっていた。
周辺の建物も大変美しい♪
レトロな雰囲気がとても素敵な門司港駅周辺#福岡県 #門司港 #旅 pic.twitter.com/N3rjoZTJHA
— 都 (@miyakokara) 2019年4月26日
関門トンネルに歌う妖怪出現⁉︎
無事到着したはいいものの、時刻がまだ早くて周辺のお店が開いていない。
門司港のマスコットキャラ「じーも」
誰だよ。
じーもや謎のバナナ2人の撮影も無事に終えてしまい暇である。
というわけで関門トンネルに先に行くことにした。
門司港レトロから関門トンネルまでは2.3キロ。電車やバスもあるけど、歩いても30分でつくので散歩がてら歩くことにした。
天気が良い時なら、きっと気持ちいい散歩コースになると思う(この日は曇りで少し寒かった)
「海洋散骨」の文字が!
私も死んだら撒いてほしい派なので、思わず撮影してしまったよ 笑
そうこうしてるうちに関門トンネルが見えてきた。
向かい側には橋とおでん屋さんがある(美味しそうで買おうか迷った)
定員40名の大きなエレベーターで地下に降りる。
扉が開くとそこには明るい空間が広がっていた。
記念スタンプに撮影コーナーもある。
まっすぐに伸びる関門トンネル。先が見えない。
ただなんだろう、明かりはついているんだけどちょっと薄暗く、地下で空気の流れが滞りやすいのか少し息苦しく感じた。
時間も早かったためか、人もそんなに多くなかった。
まーっすぐで独特の雰囲気がある関門トンネルを進んでいると、どこからか男性の声で歌声が聞こえたような気がした。
「え、ちょいまって。これってやばいやつ?笑」と内心少し焦る。
声は聞こえなくなったので気にせず進む。
するとまた歌声が聞こえる。今度は聞き間違えなどではない。しかもなかなかのうまさである。
「これは…演歌だな」なんて思いながら進むと、その声がどんどん近づいてくる。
前方からやってくるおっちゃんが、ノリノリで演歌を歌っている。(激ウマである)
思わず吹き出しそうになるのをこらえ、海峡トンネルの中心部分に到着。
境界線でしっかりと記念撮影。
2つの県を股にかける女だぜー。いえーい。
壁には関門トンネルの説明や構造が書かれていた。
なるほど、たぶんこの排気ダクトからおっちゃんの歌がちょっとだけ聞こえたからホラーっぽくなったんやろな。
せっかくなので山口県下関の入り口まで歩き、往復して帰ってきた。
歩いているうちに人の数も増えた。ウォーキングやランニングなど、普段から結構な人が関門トンネルを利用しているようだ。
海峡プラザでグルメを堪能
ふたたび門司港に戻り、営業を開始したお店に入ってみた。
まず目に飛び込んできたのが真っ黒なうにまん。
高級なお値段のものもあったけど、他にも楽しみたいので小さいものをチョイス。
まろやかで濃厚なうにの味が口いっぱいに広がる。(逆にいえば、うにが苦手な人は絶対に食べてはいけない 笑)
開店前から気になっていた「ちゃんらー」という聞き覚えのない食べ物も食べてみた。
名前の由来は、和風ラーメンのスープにちゃんぽんの麺が入っているから。
ちゃんぽん+ラーメン、縮めてちゃんらーである。
私はチャーシューがあまり好きではないので、あげ・かまぼこ・わかめ・ピリ辛レンコンというトッピングのチョイスもすごくうれしい。なにこの私得な食べ物。
あっさりとしていて、めちゃくちゃ好みの味でとても美味しかった。ただ、やはりちゃんぽんの麺だからか、かなりのボリュームだった。
また、私は大のソフトクリーム好きである。どれくらいのソフトクリーム好きかというと、ケンタッキー食べ放題ではソフトクリームがなくなりすごく悲しい思いをしたり、快活クラブが好きな理由一位がソフトクリームだというくらいにはソフトクリーム好きである。
ソフトクリーム好きとしては、ご当地ソフトはいつも旅の楽しみである。(最近食べたものでは、明石のしょうゆソフトがすごくおいしかった)
ここでも「バナナソフト」の文字を見つけてしまい、デザートにいただくことにした。
愛のとぐろ巻きとは一体...。
一口食べると口の中がバナナ一色。
果物のバナナはそこまで好きではないんだけど(多分“もっ”とした感触が苦手。なんかえずきそうになる。)バナナ味の食べ物って結構美味しいものが多い気がする。(当社調べ)
九州鉄道記念館でSLにテンション爆上がる
腹ごなしを終えた後は、九州鉄道記念館へと向かった。
門司港から鉄道記念館は近く、歩いて数分で着く。
入り口にある、3台の列車が目印だ。
そして少し歩くと…
入り口に2台のSLがどーん!!
入園料300円を払い、いざ入園料!
どんなに文明が進んでもSLのかっこよさって負けないと思う。
SLを筆頭に、かつて働いていた列車たちがずらーっと並んでいる。
展示されている列車の中には、実際に中へ入れるものもある。
とくに寝台列車はテンションが爆上がりした。
「ハリー・ポッターと賢者の石」で出てくるホグワーツ特急みたい。(書いてて、マニアックだな…としみじみ思った 笑)ハリーとロンが最初に出会うシーンね。
以下、写真で順次ご紹介▼
EF 10 35
ED 72 1
キハ 07 41
「キハ」ってなんか響きがかわいい。
見た目もレトロで、個人的に一番好きな外観の列車だった。
クハ481‐603
「キハ」とか「クハ」とか、電車の名前では「●ハ」が流行りなんかな?
にちりん。
なんか恋愛ドラマとかで窓越しのやり取りがありそう(笑)
中は現在の電車と特にかわらないね。
クハネ581‐8
月光。戦隊もので出てきそう。
私の大好きな寝台列車である。
「へー!この座席がベッドになるんかー♪」と思っていたら、
「動かさないで」とのこと(笑)
というか、後ろ見たらすでにベッドにトランスフォームしてるのあったわ(笑)
寝タバコダメ絶対。
14系寝台客車
こちらが私のテンションを爆上げしてくれた寝台列車。
さくらちゃん。
他、建物内にはかつて鉄道で使われていたアイテムや、駅弁なども展示されていて、鉄道の歴史を知ることができる。
入ってすぐ目に飛び込んでくるのが昔の列車の模型。
床は木製、座席は畳である。
建物は2階建てで、電車をモチーフにしたであろう鉄骨や色がかっこいい。
電車の運転趣味レーターもあるよ♪
車窓も実際に運転しているかのように映像が動く。ちなみにこの運転していらっしゃる方、車内アナウンスまでばっちりだったので驚いた(笑)鉄道ファンの方かな?
鉄道のミニチュア。見たときは調整中で動いていなかった。
鉄道の歴史がわかる年表に、
制服など。
昔のレールも展示されていた。
線路って普段見慣れているけど、こうして展示されるとめちゃくちゃでかい。
これまでの電車の看板?が並ぶ。
こちらはかつての事務所を再現したもの。
今までの切符の展示。
駅弁の一覧。
ワイン付き弁当ってものすごいね(笑)テニス弁当もおもしろい。
ほか、ちびっ子が運転できるミニ鉄道もあったよ。
今まさに新たな運転手が生まれようとしていた。
保護猫ゲストハウス・ねこ蔵にチェックイン
この旅で1番楽しみだったのが、この日泊まったゲストハウス「ねこ蔵」。
アニマルドクターでありゲストハウスライターでもあるにゃんすさんの記事で知り、行こうと思っていた場所である。
猫の殺処分をゼロに。ゲストハウス「ねこ蔵」は泊まるだけで猫の救済を支援できます | ひげむぅ
ねこ蔵は、宿泊料金や併設するバー・カフェで飲食すれば、その料金が保護猫の活動へと役立てられる。保護猫の活動を応援できるゲストハウスなのだ。
私は猫が大好きだ。ただ、私のライフスタイルでは猫を飼うことはできないだろう(あちこち転々とするのが好きなので)
それなら「飼う」という選択だけじゃなくて、私の大好きな旅と猫とを合わせたこんなお金の使い方も素敵じゃないかと思った。
猫は飼えないけど、泊まることや飲食することで大好きな猫に貢献できる、こんなお金の使い方も素敵じゃないかと☺️#猫好き #旅好き #拡散希望 #ねこ蔵 pic.twitter.com/5f6YzAqv00
— 都 (@miyakokara) 2019年4月26日
早速チャイムを鳴らしてみたところ、スタッフさんが暖かく出迎えてくれた。
説明を受けて玄関を入ると、ガラス越しに保護にゃん’sがいた。うち1匹はガラス越しに近寄ってきた。
ちなみにこちらの保護シェルターは、事前予約をすれば宿泊者に限り見学することができる。小さなシェルターなので、予約できるのは1枠2名まで。希望する場合は事前に申し込んでおこう。
シェルター見学の予約はこちらからどうぞ▼
NEKOKURA HOSTEL ねこ蔵|FUKUOKA HAKATA KYUSYU JAPAN|Cat shellter
ゲストハウスの中もすごく綺麗で、お茶・コーヒー・お水は自由に飲めるし、シャワーやドライヤー、洗濯機も使うことができる。
宿泊したゲストのにゃんこたち♪
私は今回男女混合ドミトリーに泊まったけど、ベットもすごく綺麗で、居心地が良く、ぐっすりと眠ることができた。
ベットでの食事は禁止なので、飲食をする場合は外に食べに行くか共有リビングを使おう。
門限はな 無いけど、共有リビングでの飲食は0:00まで、ドライヤーの使用は23:30までなのでそこだけ注意。
元祖屋台の焼きラーメンを小金ちゃんでいただく
スマホの電池がやばかったので、充電をしつつ休憩した後、夜は焼きラーメンを食べることにした。
福岡でラーメンと言うと、博多や久留米が有名だが、前述した「ちゃんらー」や屋台で食べられる「焼きラーメン」も福岡で食べられる名物だ。
こんな感じで路上に屋台が並んでいるのだ
焼きラーメンは、「小金ちゃん」という屋台が元祖のお店と知り、小金ちゃんを探すことに。
小金ちゃんを見つけたのがだいたい19:00ごろ。屋台は小さく、私は目が悪いので、見つけるのに少し時間がかかった。
19:00の時点で屋台は満員。外に数人並んでいたが、通り過ぎる人の会話で「あ、今日はまだあまり並んでない」と聞こえてきたので、休日は多分もっとすごい人になるんやろうね。
のれんのすきまから作っている様子が見える。
しばらく並んでいると、お店のお姉さんがメニューを渡してくれた。
並びながらオーダーを取れば、たしかに効率がいいもんね。焼きラーメンの他にも色々美味しそうなメニューがあったよ♪
メモを渡してしばらく待つと、いかつめのおにーさんが席に案内してくれた。
出てきた焼きラーメンがこちら。
ソースの味が濃厚で、ラーメンと言うよりは少し焼きそばみたいな感じだった。
しばらく食べていると、「マスタードを入れるとまた味が変わりますよ」と先ほどのおねーさん。
言われた通りに試してみると、マスタードとソースとの味が混ざってまろやかな風味になった。
ただ、塊で食べてしまうと思いっきりむせるので(実証済み)要注意である。
小金ちゃんは、地下鉄天神駅1番出口から徒歩2分。舞鶴一丁目の交差点付近にいるよ♪
小金ちゃん (こきんちゃん) - 天神/ラーメン [食べログ]
お腹も心も満たされ、1日目はねこ蔵のベットでぐっすりと眠った。
まとめ
ところで九州って麺類が多いね。
今回の目的の1つに「長崎のちゃんぽんを食べる」が入っているので、麺ばっかりになるであろうことが予想される 笑
博多ラーメンもいいけれど、ぜひちゃんらーや焼きラーメンも試してみてほしい。とくにちゃんらーは、私のお気に入りフードになったよ♪