【人の感情に振り回されないコツ】怒りは受け止めるより受け流す
人から理不尽な怒りをぶつけられたり、八つ当たりされるといった経験は、誰しもしたことがあると思う。
特に普段優しい人や、あまり言い返さない人は格好の餌食になりやすい。
私もよく格好の餌食になることがあった(ふざけんな 笑)。
同じように、つい人の怒りを受け止めてしまいやすいとか、当たられやすいという人は、ぜひこの記事を読んでみてほしい。
もくじ
人の怒りは受け止めない!
怒っている人がいたらどうすればよいか?
おそらく、多くの人は「話を聞こう」としてしまうのではないかと思う。
でも、それは1番やってはいけないこと。
なぜかというと、怒りというのは受け止めると疲弊してしまうから。
感受性の強い人は特に、そういった怒りを受け止めることで疲れ果ててしまう人が多い。私もかつてはそうだった。
人の怒りは受け止めようとはしないこと。受け止めるより「受け流す」イメージでいるのがおすすめ。
怒りのほとんどは八つ当たり!
怒りってね、実はほとんどが八つ当たり。
(もちろん、虐待とか暴行を受けて、それに対して怒りを覚えるなどは除く)
ここで言っているのは、
「AさんがBさんを怒らせた」
という、一見原因に思えることがあった場合の出来事。
一見原因があるように思っても、それは見せかけの理由に過ぎない。
見方を少し変えると、
「Bさんの価値観にAさんがそぐわなかった、結果Bさんが怒った」
になる。
感情とは、その人の固定概念や価値観による出来事への反応。
Bさんは、Bさんの固定概念や価値観で、Aさんをジャッジして怒っているの。
「言わなくてもわかるだろう!」とか、「普通はこう考えるだろう!」って怒る人は、分かりやすい典型例。
言わずに相手の考えていることがわかるわけないし、「普通」はその人にとっての「普通」でしかない。
また、普段なら気に留めないことであっても、なにかピリピリしてた時とかは勘に触ることってあるよね。
でも、その起きた「なにか」って、相手にしたら何の関係もない。
たとえば、上司が朝からイライラピリピリしていたとする。
上司は会社に来る前に、奥さんと喧嘩したのかもしれないし、寝坊したのかもしれないし、昨日飲み過ぎて二日酔いになっているのかもしれない。
でもそれって、あなたには何の関係もないことやよね?
こうやって考えてみると、怒りの正体のほとんどは八つ当たり(笑)
たまたまピリピリしていたところに、当たりやすい出来事が起きただけ。
怒りは持続しない
感情は、その人の価値観によって生じる瞬間的な反応。
だから持続はしない。
特に「かっ」となる人の場合は、怒りの感情の持続時間は短いことが多い。
だから「かっ」となったら、受け止めようとせず、即座に離れること。
怒ってる間は離れる、離れられないなら、怒りは受け止めずに受け流す。
「そうなんですねー」でサラーっと流したり、「あははー」って感じで、その場からさーっといなくなるのも効果的(笑)
怒りとは発作みたいなものだと捉えると、対処しやすいと思う。
人の怒りは受け止めずに受け流そう
人の怒りは受け止める必要はない。
何度もいうけど、感情とはその人自身の価値観によって生じる反応だから。
他者が引き受けてあげる必要は無い。
むしろ受け止めようとするととばっちりを受けるし、相手にしたらそれが「当たり前」になる。
結果、サンドバックにするようになるんよね。
分かりやすくいうと、「甘えだす」。
もっと分かりやすくいうと、「こいつにはなにしてもいい」と勘違いしだす。
怒りをぶつけるって、甘え以外の何者でも無いからね。自分の感情は自分で責任を取らんといけんのだ。
私もこれが分かっていなかったから、かつては受け止めようとばかりしていた。
今は当然のごとく受け流す。じゃないとしんどいもん(笑)
人の感情に振り回されがちだという人は、ぜひ「受け流す」ことを心がけてみてほしい♪