自由人法帳

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【自分の人生を生きるコツ】怒るべきときはきちんと怒る

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私は怒った。

 

イラっときたり嫌なことがあっても、普段はあまり態度に出さないほうだけど、あまりにもなことがあったので態度に出して怒ったのである。

 

怒って思ったのは、「怒らないこと」と同じくらい「怒るべきときはきちんと怒ること」ってすごく大切だということ。

 

もくじ

 

「怒らない人」の中には「怒れない人」がいる

スムーズに感情を出せる人には想像さえつかないことかもしれないけれど、普段怒らない人の中には「怒れない人」がいると私は思う。

 

私の場合は、感情の中でもネガティブな感情を出すことが苦手。

 

嬉しい・楽しい・大好き(書いててドリカムかと思った笑)などのポジティブな感情を出すことはできるんだけど、悲しい・辛い・腹が立つなどのネガティブな感情をスムーズに出すことが苦手だ。

 

これは、私の生い立ちや経験による影響が大きい。理不尽に怒り狂う人や当たり散らす人を見てきたため、そういう人がすごく苦手だし、自分はそうならないようにしようと反面教師にしてきた。

 

自分がされて嫌だったからこそ、人にはしてはいけないと思っていた。

 

結果、無意識のうちに「怒ること=悪いこと」だと思ってしまっていて、ネガティブな感情をスムーズに外に出すことができなくなってしまっていたのだ。

 

「怒れない」とどうなるか

「怒れない」と様々な弊害がある。

 

「こいつには何をしてもいい」と舐められる

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分かりやすく言うと「舐められる」

 

当たり散らす人や愚痴っぽい人など、人をないがしろに扱う人は、実は人を選んでいる。

 

当たり散らす人は「やり返さない人」を選ぶし、愚痴っぽい人は「聞いてくれる人」を選ぶ。

 

私も最近はだいぶ言えるようになったけど、以前はこういった人たちのターゲットにされた時期もある。

 

怒れなくて、笑ってごまかしてしまうことも多かった。

 

当時はまだ自分を確立できていなくて「相手が悪い」と考えていた。そんなことをする相手が悪いと。

 

たしかに、八つ当たりをしたり人をはけ口にしたりと、「人とどう付き合うか」は相手自身の問題だ。

 

だけど、「自分で自分の身を守ることを放棄していた」のは私自身の問題である。

 

嫌なことをされたら「やめて」と声に出すことや、態度で示すことは大切だし必要なことだ。

 

怒り慣れていないので歯止めが利かなくなる

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最近よくある痛ましい事件の中には、「怒り慣れていない人」によって起きているものも多いと私は思う。

 

怒り慣れていない人が怒ったときの爆発力はすごい。貯めて・貯めて・貯めて大爆発してしまうタイプの場合は特に、歯止めが利かなくなってしまう。

 

結果、「怒る」ではなくて「キレてしまう」のだ。

 

怒り慣れていない分、怒り方がわからなくてストッパーが利かなくなる。やりすぎてしまう。

 

普段怒りなれていない人にとって、「正しく怒る」「スムーズに怒る」ことはすごく難しい。

 

「怒る」と「怒りをまき散らす」は違う

怒ることに抵抗のある人に知ってほしいのが、「怒る」と「怒りをまき散らす」ことは違うということ。

 

「怒る」とは、自分の価値観や固定概念によって、「それは嫌だ」と態度や行動で示すこと。

 

「怒りをまき散らす」とは、怒りをコントロールできずに周りの人や物に当たること。

 

怒ること自体を否定してはいけない。

 

私自身「怒りは感情だから否定しなくていい」と言っていたにも関わらず、「怒ること」に対しての抵抗が強かったみたいだ。

 

私と同じく罪悪感や抵抗を感じてしまって「怒れない人」には、ぜひ覚えていてほしい。

 

怒るべき時はきちんと怒ろう

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今回私は「そういうことをする人とは関わりたくない」「そういう対応をされるなら取り合わない」と、はっきり態度で表した。

 

怒るべき時は怒ろう。「嫌だ」「やめて」と、きちんと態度で表すのだ。

 

「相手を傷つけるかもしれないから」と怒らないのは優しさかもしれないけど、しっかりと自分の意思表示をすることは、自分の人生を生きる上ですごく大切なこと。

 

相手を1番に考えてしまうのは、他人主体の人生になってしまうからね。

 

なにかと「怒らないこと」が良しとされることが多いけど、怒らないことと同時に、きちんと怒れることもすごく大切だと実感した。

 

私ももっときちんと怒れるようになるぞ!