放浪好き大興奮!「寅さん記念館」に行ってきた
関東ぶらり旅の際、以前から気になっていた場所に行ってきた。
その場所とは「寅さん記念館」だ。
「男はつらいよ」の風来坊・寅さんの持ち物や世界観がそっくりそのまま再現されている博物館なのだ。
【もくじ】
寅さん記念館情報
- 開館時間:午前9時~午後5時
- 休館日:第3火曜日
- 料金(山田洋次ミュージアムとの共通券):一般 500円 児童・生徒 300円 シルバー 400円 団体(一般) 400円 団体(児童・生徒) 200円
- 所在地:葛飾区柴又6丁目22番19号葛飾柴又寅さん記念館
- アクセス:京成柴又駅下車8分、JR常磐線・京成線ともに金町駅前発小岩駅行バスにて「柴又帝釈天」下車7分 北総鉄道新柴又駅下車徒歩12分
柴又駅を降りると寅さんがお出迎えしてくれる♪
今回は行かなかったけど、山田洋二ミュージアム・山本亭とのセット券もあるので、あわせて楽しみたい人はセット券がおすすめ
※山田洋次ミュージアムは平成31年4月12日まで閉館(4月13日にリニューアルオープン)
くわしくはこちら▼
ご利用案内|寅さん記念館|葛飾区観光サイト “寅さん記念館”
はじめに
まずはじめに、私は「男はつらいよ」の作品を詳しくは知らない。
フーテンの寅さんがいろんな町を飛び回り・マドンナと恋に落ちるが結ばれることなく・各地をぶらぶらするという物語だなんてこれっぽっちもしらない。
冗談は置いといて、あらすじや大まかな内容は知っていても、詳しい内容までは知らないというのは本当。
物語を知らなくても十分楽しめる!
そんな私でも、レトロなジオラマや雰囲気・フーテンの寅さんの持ち物など、物語を知らなくても内容は十分に楽しめるものだった。
まず面白かったのが、作品の世界観をそっくりそのまま再現したセット。映画のセットって私はすごく好きで、ほんと見ているだけでワクワクする。
寅さんがいつも帰ってくる場所である「くるまや」の団子屋さんも、そっくりそのまま再現されている。
ちなみに、実際に使われていたセットがそのまま移設されたものなんだそう!
寅さんのことを詳しく知らなくても、相関図が用意されているので話の流れをつかむこともできる。
というか、あまりの登場人物と作品数の多さに驚いた(アン●ンマン並みやんw)
誰もが懐かしさを感じるレトロな展示物
再現されているのは団子屋「くるまや」だけじゃない。
昔の街並みから電車に駅など、誰もがふと懐かしくなるようなレトロな展示物が盛りだくさんなのだ。
当時の家の中を再現したミニチュアは、細部まで本当に細かい!
ちなみに展示されている電車については、実際に乗ることもできるよ♪
私は平成生まれだから、実際にこれらの風景を見たことがあるわけじゃない。
それでもこれほどの郷愁が沸き起こるのだから、実際に見てきた人や、「男はつらいよ」ファンの人なら、その郷愁もひとしおだと思う。
寅さんの持ち物にテンションが上がる!
私が一番見たかったのがこちらの展示。フーテンの寅さんのトランクと持ち物一覧だ。
全国を飛び回る寅さんは、元祖ミニマリストと言っても過言じゃない。
このトランクひとつに、寅さんの持ち物のすべてが詰まっているのだ。
もちろん現代とは全く時代背景が違うので、使われているものだって全く違う。
でもミニマリストで風来気質な私は、どうしても実際に寅さんの持ち物を見てみたかったのである。
このトランク1つでいろんな場所を転々と暮らしていたのかと思うと、もうワクワクとロマンが止まらない。
放浪好き・ミニマリストならテンション上がること間違いなし!
関東に行く機会のある人は、ぜひ1度寅さん記念館に訪れてみてほしい。
スカイツリーや東京タワーなどの有名な観光名所もいいけれど、東京の下町・柴又の、温かさあふれる観光名所もおすすめだ。
帰りは名物の草だんごを食べ、大満足で柴又を後にした。