リアルラピュタ!和歌山県の無人島・友ヶ島にぶらり旅
友ヶ島という場所をご存知だろうか?
まるでラピュタに出てきそうな、昔の建物が今なおそのまま残っている無人島なのだ。
この記事では、カメラ好きの友人と一緒に行ってきた様子をまとめる!
関西から日帰りで行ける場所なので、興味のある人はぜひ行ってみてほしい♪
【もくじ】
- 友ヶ島データ
- 船着場でチケットを購入
- 小型のフェリーで20分ほど揺られる
- 島に上陸!迷子にならないよう地図をしっかり見ておくこと!
- 足場は結構悪く、ガチ登山
- まるでラピュタな第3砲台
- かつては民宿や食堂があった
- 無人島生活に出てきそう
- 迷子とフェリーの時間に注意
- 帰りは美味しいしらす丼を食べて帰るべし♪
友ヶ島データ
和歌山県和歌山市加太にある無人島。地ノ島・神島・沖ノ島・虎島の4つの島を合わせて「友ヶ島」と呼ぶ。
明治時代に作られた砲台や要塞がそのまま残っており、まるでラピュタのようになっている。
アクセス
- 南海加太線 加太駅下車 加太港まで徒歩約15分。
- 加太港からフェリーで15~20分。
加太駅から加太港までは、歩いてもそれほどかからない。
加太港から友ヶ島へは、1日数本のフェリーが出ている。料金は大人往復2000円で、水曜日が運休(水曜が祝日の場合は運航)
ただし、風が強かったり天候が悪かったりすると欠航になるため、心配な場合は行く前に問い合わせてみるのもおすすめ。(※予約はできない)
私が行った日も、強風で夕方の便が欠航になり、最終便が15:30だった。
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友ヶ島への旅はお任せください! | 友ヶ島汽船 和歌山 友ヶ島
船着場でチケットを購入
加太駅からなんだかんだ写真を撮りつつ散歩しつつ、加太港に10:30ごろ到着。
11:00のフェリーに乗る予定だったので、先にチケットを購入してしばし待機。トイレなどを済ませた。
平日に行ったにもかかわらず、春休みだからか人はなかなか多かった。(子供連れも多かった)
フェリーの定員は100名なので、人が少なめな平日を狙うか、早めにチケットを購入しておくべし。
チケットは帰るときに回収されるので無くさないように!
小型のフェリーで20分ほど揺られる
フェリーは想像してたより小型の船で、なかなかに揺れる。
私は乗り物酔いをほぼしないけど、一緒に乗った友人は乗り物酔いをするとのことだったので、事前に伝えて酔い止めを飲んでもらった。
乗り物酔いする友人曰く「飲んでなかったら多分やばい」とのこと。
乗車時間も20分ほどとなかなかに長く、小型の船で結構揺れるので、酔いやすい人は酔い止めを飲んでおくべし!
島に上陸!迷子にならないよう地図をしっかり見ておくこと!
フェリーで20分ほど揺られ、無事友ヶ島に到着。
途中寝てしまったので正確な距離は分からないけど、友ヶ島から加太港は見えなかったので、距離は結構離れていると思われる。
スタッフさんが、慣れた手つきでサッとフェリーを桟橋に繋いでくれて、無事上陸。
初めてみる船着ぎの様子に、「あんな風に繋ぐんや!」とわたくし大興奮(笑)
島の入り口には大きな地図が置かれている。
島の面積は結構広く、所々に標識は置かれているものの迷子になりやすい。しっかりと頭に入れたり写メを撮ったりしておこう。
乗ってきたフェリーが遠くに見える。
足場は結構悪く、ガチ登山
桟橋からすぐの場所は比較的平坦な道だけど、途中からガチ登山道になるので歩きやすい靴で来るべし。
石もゴロゴロしてる。
(前を歩いていた女の子たちが厚底ブーツだったんだけど、すこぶる歩きにくそうだった…)
途中、石を積み上げた手洗い場のような場所や、
防空壕か洞窟のような洞穴がある。
まるでラピュタな第3砲台
15分ほど歩くと、友ヶ島の顔とも言える第3砲台へと到着する。
第3砲台入り口は門のようになっている。
振り返ると眼下には海が広がる。景色がとても綺麗。
門を抜けて進むと、そばには日本兵の宿舎がそのまま残っている
宿舎内部はボロボロだった。
トンネルを抜ければ、
第3砲台に到着!
階段を降りたりトンネルの中は真っ暗なので、スマホのライトを頼りに進む。
加太港で懐中電灯が売られていたけど、このためだったんだなとしみじみ。
真っ暗なトンネルに「やめとこうか」と言う友人を横目にどんどん進んだ。
(途中控えめに驚かしてみたところ、なかなかに良いリアクションだった 笑)
砲台内部は真っ暗で、なかなかヒンヤリとしていた。
円形のサークルのようなところには、かつて砲台が置かれていたらしい。
木の根っこや階段など、本当にラピュタのようだ。
ね?▼
かつては民宿や食堂があった
道なりに島中を散策していると、かつての建物がそのまま残っているエリアがあった。
看板を見てみると、ここはかつて民宿と食堂だったようだ。
付近にはコインシャワーや自動販売機もあった。自販機の電気はついていない。
窓から建物の中を見てみると、洗濯物干しなどの生活用品もあり、全てがそのまま残っていた。
無人島生活に出てきそう
ここはかつて大砲があった場所。
レンガの壁が崩れて危険なため、第3砲台と違いこちらは入ることができない。
また、今回は行くことができなかったけど(後述するけど道に迷った 笑)島には灯台もあり、その灯台は今なお現役だという。
photo:友ヶ島灯台 - Wikipediaより
島には他に、広い原っぱ・池・海岸線などもあり、黄金伝説の無人島生活に出てきそうな場所だった。
迷子とフェリーの時間に注意
友ヶ島は想像しているより広い。
また、携帯によっては電波が入らない。(友人の携帯は電波が入ったが、私の携帯では圏外になった)
また、目印や案内の標識が立っているとはいえ、一歩間違えると迷ってしまう。
今回私たちはしっかりと迷子になり、フェリーの時間もあるので少し焦った(笑)
友ヶ島を散策するときは、迷子とフェリーの時間にはくれぐれも注意だ。
帰りは美味しいしらす丼を食べて帰るべし♪
無事フェリーにも乗ることができたので、帰りに加太の名物・しらす丼を食べて帰ることにした。
こちらは満幸商店のしらす丼。
これでもかとしらすが乗り、お値段なんと950円。
ミニサイズ(500円)もあり、量がわからなかったのでお店の人に聞いてみたところ、「ミニサイズは子供用のお茶碗です」とのことだったのでレギュラーを頼むと上記のものが来た。
まず、しらすが乗りすぎてご飯になかなか到達することができない(笑)
しらすはとても新鮮で、わさび醤油&梅干しをかけて食べるんだけど、もうこの上なく美味しかった。
ただ、やはり多すぎて最後まで食べきることができず、ご飯は半分くらい残してしまった。
他のテーブルに来たミニサイズのものを見たけど、それでもやはり大盛りだった。
男性やよく食べる人ならレギュラーサイズを、少食な人や女性ならミニサイズがオススメだ。
ちなみに満幸商店は、1号店と2号店があり、私たちが行ったのは2号店。
1号店は15:00までの営業で、お店の人に2号店を紹介してもらった。ちなみに2号店は17:00までの営業なので、遅くなりそうなら2号店に向かうべし。
満幸商店の詳細▼