アベノマスクの感想とアベノマスクのトリビア
新型コロナウイル対策として安倍総理大臣が行った「一世帯につき2枚のマスクを配る」という通称「アベノマスク」。
そんなアベノマスクが我が家にも届いた。
あべのマスクが届いた pic.twitter.com/cjLU6i9KPZ
— 都@旅人自由人 (@miyakokara) 2020年5月13日
感想はもちろん、せっかくなのでアベノマスクについて調べてみたらなかなか面白いことが分かった。
感想
あんまり文句ばかり言うのもどうかと思うが、はっきり言ってこれはひどいんでないかい?笑というのが正直な感想だ。
マスク2枚と国からのお便り。
「コロナにはこう対処するんだよ!」という内容が書かれている。
小さい
小さい小さいと言われていたアベノマスクだが、ほんとうに小さいのか。実際にはかってみた。
縦10センチ。
横13.5センチ。
参考までに普段私が使っているのと同じタイプのマスクのサイズもはかってみた。
縦9センチ。
横15.7センチ(微妙やのw)
普段使っているのはプリーツタイプのマスクなので、伸縮性もないことを考えると確かにアベノマスクは小さいね。
実際に付けてみるとこんな感じ。
参考までに、私は普段普通のマスクだと「ちょっと大きいな」と感じるくらいのサイズなので、そこまで巨顔ではないとは思う。笑
ただ、男性や顔の大きめの人なら、このサイズだと明らかに小さいと思う。女性や子供向けやね。
私も、サイズ的には合っていても、話していると上に上がっていくしw(実際にやってみた)
そりゃ、安倍さんこんな給食当番みたいになっちゃうよね。
遅すぎ
「遅すぎる」という批判は多いと思うけど、その批判ははっきり言ってごもっともやと私も思う。
1ヶ月くらい前ならまだしも、もうマスクは市場に出回りつつあるし、なんならみんな自分たちで手作りしてるしね。
意味ない
男性とか少し顔の大きめの人なら使えんやろし、サイズ的に合っていても上にずり上がっていく。そしてマスクの需要がなくなったくらいにやっとこさ届くとなれば、「意味ない」と言われてしまっても仕方がないんじゃなかろーか。
というか、このマスクにお金使うんならもっと国でしか使えんところにお金使おーぜっていうのが本音。
それこそ医療現場とか家でstayhomeできない人のためのシェルターとかさ。
家でStayhomeができん人、結構いるのよ?安倍さん知ってる?
→家で外出自粛できない人が、避難できる場所まとめ - 自由人法帳
税金って国民のお金なわけだから、国民のためになるものに使っていただけないと。
アベノマスクのトリビア
感想だけで終わっちゃつまらないので、ここではアベノマスクについて調べてわかったことをまとめてみた。
「アベノマスク」にウィキペディアのページがある
アベノマスクって検索すると、出てきたのがアベノマスクのウィキペディアのページ。
最新のニュース含めて上から3つ目の場所(2020/5/14時点)と、右側に特設ページが設けられている。笑
ウィキペディアは基本的には誰でも編集したりできるインターネット上の百科事典だ。
ウィキペディアは誰もが編集する事ができる百科事典です。多言語で展開しており、日本語版にはない記事は自分で新しく作ったり、他言語版から翻訳してきたりしてどんどん成長させていく、有機的な事典です。
ウィキペディアはまた、貴方の投稿を待ち望んでいるどん欲な事典でもあります。誤字を見つけたり、書いてあることがおかしいと思ったら、どんどん編集してください。「Wikipedia:~」で始まる運営系の文書も例外ではありません。恐れずに編集しましょう。
「やってはいけないこと」などのルールはあるものの、基本的には誰でも編集したり書き込むことができる。執筆はボランティアで行われている。
従来、専門家によって監修、編集される百科事典を一般のインターネット利用者が匿名で編集できるようにしていること。参加者の資格制限などを行っていないため、年齢、職業、国籍などの点で多様な執筆者がボランティアで編集に関わるが、これは百科事典の開発プロジェクトとしては革命的なことであった。 ウィキペディア - Wikipedia
立候補や推薦で「管理者」になることもできるらしい。
ということは、ボランティアの誰かがアベノマスクの記事をちゃちゃっと作ったということになる。
「アベノマスク」の変更履歴を見ると、1番最古のものが2020/4/14だった。安倍さんがアベノマスクの政策を打ち出したのが2020/4/1なので、2週間足らずでページを作ったことになる。どれだけ仕事が早いんだw
また、ウィキペディアには各ページの改善を目的とした「ノート」ページがある。
こちらで
- ここもっとこうしたほうがいいんじゃないですか?
- この情報付けくわえてください!
なんて議論が交わされるんだけど、アベノマスクのノートページでも熱い議論が交わされていた。
ちなみに最新変更履歴は4日前の2020/5/10だった。(2020/5/14時点)
「アベノマスク」生みの親は弁護士!?
「アベノマスク」の由来は、安倍総理の政策「アベノミクス」をもじったものだとされている。
これは説明しなくても分かることだと思うけど、そもそもの発端を知っている人は少ないのではないだろか。
「アベノマスク」という言葉を1番最初に使ったのは、弁護士の明石順平という方だ。
安倍さんがマスク配布の政策方針を発表したのが2020/4/1の政府対策本部でのこと。
同日の午後6時45分のニュースで第一報が報じられ、1時間25分後の午後8時10分に明石さんがTwitterで「アベノマスク」とつぶやいたそうだ。
こうしてアベノミクスはアベノマスクへの超絶進化を遂げたのであった。
— 明石順平@「ツーカとゼーキン」発売中 (@junpeiakashi) 2020年4月1日
物価を毎年2%上げるという目標は達成できなかったが、各家庭の布マスク保有量を2枚増やすことには成功しそうである。
この「アベノマスク」、日本だけでなく国外でも「Abenomask」として報道されている。
何の気なしに言った言葉がここまで大々的に取り上げられるとは明石さんもさぞびっくりしたことだろう。
日本国外でもAbenomaskとして報道されている
流行語大賞待ったなし。世界のアベノマスク。略して世界のアベマス。
↓こちらの記事でさらに詳しく書かれているよ
全世界に広まった「アベノマスク」…名付け親は誰? 「なんとなく語呂が似ているので思いつきました」|まいどなニュース
アベノマスクの配布状況
さて、そんな大人気のアベノマスクだが、「まだ届かないー!」という声は多い。
実は厚生労働省のHPでは、アベノマスクの配布状況が分かる。
都道府県名をクリックすれば、各都道府県のマスク配布状況が分かる。
感染者の多い順に配布しているとのことで、大阪や京都は配布中だが奈良や和歌山はまだ準備中のようだ。
厚生労働省経済課によると、5月6日の時点で配布されたのは560万枚・280万世帯とのこと。
つまり、配布開始から3週間たっても、当初予定していた全国6500万世帯の4.3%にしか配布されていない、ということになる。
これはさすがにひどすぎるね^^;
まとめ
アベノマスクが届き、せっかくなのでアベノマスクについて調べてみたらなかなかに面白いことが分かった。
なんだかんだ言ってアベノマスク、めちゃ愛されとるやん。笑笑
ただ、安倍さんのこの政策については、個人的にはどうかと思うし、ぶっちゃけひどすぎると思う。
自粛自粛の昨今、トリビアでちょっとでも日々のピリピリを癒していただければ幸いだ。