湯シャン1ヶ月目経過報告
自粛期間だった5月あたまから湯シャンに挑戦し、ちょうど1ヶ月が経った。
>>外出自粛は普段できないことにチャレンジするチャンス - 自由人法帳
べたつきなどもあり当初はどうなるかと思ったが、1か月続けてみてだいぶ調子が良くなってきたので、湯シャンを続けて1ヶ月の経過を嘘偽りなくまとめたいと思う。
べたつきが減った
湯シャンをはじめてすぐは、洗った後も汚れが取り切れていないようなべたつきがあった。皮脂が残っている感じの、いやーな脂っぽさだ。
シャンプーで毎日洗っていると頭皮の皮脂を取りすぎてしまい、皮脂が過剰に分泌されてしまうそうだ。
湯シャンを続けるうちに皮脂が徐々に少なくなっていくと聞いていたが、たしかに最初と比べるとべたつきは格段に減った。
湯シャン開始すぐの頃は、洗っている最中もべたっと重い感じだったんだけど、今は洗っている途中でするっと触り心地(?)が軽くなるのが分かる。
皮脂質感が変わってきた感じ、洗っているうちにするっと取れる。
そして乾いた後はさらっとしている。
抜け毛が減った
湯シャンにすると抜け毛が少なくなると聞いていたけど、たしかに抜け毛は減った。
湯シャン前にしっかりとブラッシングするんだけど、その際に抜ける髪の毛が明らかに減った。私は毛量が多いタイプなので特に恩恵はないけれど、髪が薄くてお困りの方なら嬉しい変化だと思う。
薄毛にお困りの方は、〇―ブ21とか〇デランスとかに高いお金を払うより、まずお金のかからない湯シャンを試してみてもいいかもしれない。
こういうのってお金がかかるし、これで解決したら高いお金も払わなくて済むどころかむしろ節約にもなるしね。笑
かゆみがなくなった
私は25歳のときにアトピーが発覚した。生まれてこの方肌の弱さや肌荒れには悩まされてきたし、以前からかゆみなどもあったので、アトピーが発覚したのはむしろ納得だった。笑
で、シャンプーやコンディショナーでもしょっちゅうかゆくなっていた。合わないものだともうかゆいかゆい地獄である(〇ッセンシャルが特にひどかった)
湯シャンにしてからは、かゆみを感じることは格段に減った。アトピーの人の中には石鹸やシャンプーを使わない人も多いらしいけど、実際にやってみて納得だった。
アトピーや敏感肌で頭皮にトラブルを抱えている人は、シャンプーやコンディショナーが原因の可能性もあるので、1度湯シャンを試してみるのもおすすめだ。
課題
ただ、まだいくつかの課題はある。汗をかいた時は臭いが気になるし(なのですぐシャワーに直行する)、多少まだ髪がべたついたりごわごわしたりするので、まだ完全に湯シャンに適応できていないものと思われる。
個人差があるが、湯シャンに慣れるまでだいたい3か月くらいかかるらしいので、この先も様子を見ながら湯シャンを極めていきたいと思う。
湯シャンのやり方として「熱いお湯を使うな」と書かれていたりするが、私は普通に40度くらいでやっているので、お湯の温度についてはそこまで気にしなくていいと思う。むしろブラッシングに力を入れることを重要視したほうがいいね。
▼こういうパドルタイプのブラシや、美髪効果のあるしっかり梳けるものが評価が高い
ただ、プラスチック素材のブラシなら、手入れも楽だしシャワー中にも使えるのでこちらもおすすめ。私は普通にプラスチックのやつでシャワー前とシャワー中に梳かしている。
湯シャンで困ったら
慣れないうちは、湯シャンで髪がべたつくことがある。しっかりしたブラッシングのほか、役立つアイテムが2つあるのでご紹介する。
クエン酸
石鹸シャンプーの際におなじみのクエン酸リンスだが、さっぱりするので湯シャンでべたつきやごわつきが気になる際にも使える。
ちなみに私はポッカレモンを使ってみたところ、べたつきは取れ、髪がサラサラになった。
ガスール
ガスールは、アフリカのモロッコで古くから石鹸代わりに使われてきた粘土で、汚れを吸着する特徴とお肌をしっとりさせてくれる特徴がある。
日本ではパックとして使われることが多いね。
ガスール自体は使ったことがあるが、シャンプーとしては使ったことがない。定期的に髪と全身をパックすれば肌も髪もつやつやになるかもしれんね。
ガスールもクエン酸も環境の負担にならないので、山小屋などのシャンプーが使えない環境で使えるのも旅暮らしとしては嬉しいポイント。
まとめ
私が湯シャンを始めた理由は
- 旅暮らしなので荷物を減らしたい
- アトピー持ちなので肌に優しい方法を試したい
だったんだけど、同じお悩みをお持ちの方には湯シャンをお勧めする。
あまり人に会わない今の時期だからこそ、ぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。