その我慢や努力、する意味ある?どうせするなら意味のある我慢や努力をしましょうぜ。
一般的には、何かと「我慢」や「努力」という言葉がもてはやされますよね。「和」を重んじる日本社会では、それが特に顕著だと思う。
だけど私は、今までの経験を踏まえて声を大にして言いたいです。
その我慢や努力、本当にする意味がありますか?
必要のない我慢や努力はする意味がないどころか害にしかならない
たとえば、頑張っても頑張っても報われない職場での仕事。パワハラモラハラあたりまえ、時間外労働あたりまえ。そこに「頑張れば認められるはずだ」と身を削ってまでしがみつくこと。
たとえば、「和」を重じるあまりに、他者を思いやろうともしない人との関係を身を削り続けてでも持続しようとすること。
これらはする必要のない努力や我慢だと思います。しがみつき続けても状況の改善は見込めない上に、自分が壊れるかやめるかのどちらかにしかならない。
しかも壊れたところで、その職場やその人たちはあなたを守ってはくれません。あなたはなんなく切り捨てられます。それが現実です。
さらに厄介なことに、その関係を続ける・その環境に身を置く時間が長いほど、ますます離れられなくなってしまうし、自尊心がズタボロになるので正常な判断ができなくなってしまう。
心がズタズタになる前に、一刻も早く距離をおくことをオススメします。
必要のある我慢や努力の例
時間は有限です。それなら必要のない努力や我慢には一刻も早く見切りをつけて、そのぶんを本当に必要なものに使ったほうが良い。
たとえば、
・新たなスキルを身につけること、勉強すること。
・足の引っ張り合いではなくて互いに成長しあえる人との時間を大切にすること。
他の職場でも活かすことのできるスキルを身につければ、もうその職場にしがみつかなくていいんです。
大切にしあえる関係を築くことができれば、どうでもいい人との関係に一喜一憂することもなくなりますし、執着する必要性も感じなくなります。途端に馬鹿らしくなってしまうから。
冷静に客観視してみる
もちろん生きていく為にはお金が必要です。だからダメだとわかっていてもすがりつくしかない現状の人もいると思います。
でも少しずつでいいから、必要な努力や我慢をする時間を作っていって欲しいと思います。そうすれば早く必要のない努力や我慢から離れることができるから。
私も元々、「一生懸命頑張ること」は何より大切なことだと思っていました。でも世の中には、「一生懸命頑張れば頑張るほど取り返しがつかなくなること」もたくさんあるのだと身をもって知りました。冷静に見極めることはすごく大切です。
もしあなたが今、毎日ズタボロに限界まで追い詰められているのであれば、一度冷静に客観視してみてほしいです。
それは本当にする必要性のある「我慢」や「努力」ですか?