本当に必要な“物”とは何か?ミニマリストを目指す人にオススメな映画『365日のシンプルライフ』
『365日のシンプルライフ』を観た。
前から観たかった映画やったんやけど、家の近所のTSUTAYAには無く、ネット宅配サービスのTSUTAYADISCASでやっと観ることができた♪
ドキュメンタリーのマイナーな映画やから、あまり取り扱いが無いんかもしれんね。
ただ、ミニマリストやミニマリストに憧れている人には、ぜひオススメしたい映画。
生活するために本当に必要なものは何か?を実験したお話。
夜の街を裸で疾走する主人公
まず、物語冒頭でね、思わずつっこんでしまった(笑)
物にあふれた生活に嫌気がさした主人公のペトリは、全ての持ち物を倉庫に預けるの。
で、そこから1日1個ものを持ってくる生活を1年間続けるわけなんだけどね。
ペトリ、物語の冒頭で冬の夜道を素っ裸で疾走するんですわ( ̄∀ ̄)
いや、分かるんよ?実験内容は理解してる。
分かるんやけどね、
「あなた、死 にまっせ」
と心の中で突っ込んでしまった(笑)
だって雪降る真冬に素っ裸で夜道を疾走ですぜペトリさん。
冷静に、
『よく、ポリスメンに出会わんかったな』
としみじみ思ってしまった。
理にかなった物選び
ルールで、1日に持って来られるものは1つだけなんやけど、そうなると物を選ぶのにすごく頭を使うんよね。
ちなみにペトリが一番最初に選んだアイテムはコート。
うん、理にかなっている。
ただね、裸にコートは色々アウトやと思う(笑)(どう見ても変◯者)
その後も、靴やブランケットなど、「真冬の季節をいかに乗り切るか?」という観点で、ペトリは物を選んでいく。
「物があること=幸せ」ではない
ペトリは、物にあふれた生活を送っていた。
でも、決して幸せじゃなかった。
最初のペトリ、ほんとーうにくらーい顔してたからね。「なんでも買える」と、物はどんどん増えていくんだけど、ペトリの表情もどんどん暗くなっていた。
実験を続けるなかで、ペトリは物から解放され、身軽で自由になっていく。
幸せは物に左右されないということ、本当に必要なものはそんなに多くないということを、身をもって知っていくの。
心が軽くなっていくのと同時に、ペトリの表情もどんどん明るくなっていくよ♪
「ミニマリズム」の本質がよく分かる作品
ミニマリストの中には「いかに物を少なく持つか」という、物減らし競争 になってしまう人も多い。
だけど本質はそうじゃなくて、「物に幸せを左右されない生き方」が、ミニマリストやミニマリズムなんやと思う。
物にあふれた生活が嫌だという人や、ミニマリストに憧れている人に、ぜひ観てほしい映画やと思った。
ミニマリストの本質が分かるよ♪
記事を書く際に調べていたら、ペトリが選んだ物が詳しくまとめられた記事を発見!
すごい…この記事を書くのにどれだけの時間がかかったんやろう…