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【営業のプロ】営業のプロは「売り込むのがうまい人」であり「ほしいと思わない人に売り込まない人」

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「営業が上手な人」「営業のプロ」と聞くと、多くの人は、「ものやサービスを売り込むのが上手い人」をイメージすると思う。

 

私は、やり手の営業マンとは「売り込むのが上手い人」であると共に、「ほしいと思わない人には売り込まない人」だと思った。

 

もくじ

 

欲しいと思わない人に売り込むのは押し売りと同じ

私が利用しているとあるお店なんだけど、とにかく営業がすごい。すきあらばなにかしらのサービスやアイテムを売ろうと営業を絡めてくるのね。

 

今まではやんわり断ったりしてきたんだけど、あまりに「しつこい」と感じたので(しつこいの嫌い)ちょうど次で利用しているプランを使い切るため、「次までに考えます」と言って逃げるように帰ってきた。

 

「ほしい」と思わない人に、どんなにそのものやサービスの良さを語っても意味がない。前提として、相手は「ほしい」と思っていないんだからね。

 

「ほしい」と思わない人にしつこく売り込むのは押し売りと同じ。

 

欲しいと思わない人になぜ売り込んではいけないか

「ほしい」と思わない人に売り込んではいけない理由は2つ。

 

ひとつは、売り込まれる側が今後の付き合いをしたくないと考えるから。

 

今回の場合では、私が売り込まれた側。最初はやんわりとことわっていたものの、あまりにしつこいので今後の付き合いはしたくないと感じるようになった。

 

人の心の動きとして、「コントロールしようとする相手」とは、一緒にいると居心地が悪くなるのだ。

 

しつこいセールスや、退会しようとする際に引き留められることに怒りを感じる人が多いのも同じ理由。しつこいセールスは相手が嫌がろうがとにかく売りつけようとするし、退会時にしつこくアンケートを取ったりステップを多くするのも、なんとか退会を阻止しようとするから。

 

結果、しつこく売り込まれた側は、今後の付き合いをしたくないと感じるようになる。今後の付き合いが絶たれてしまうのだ。

 

もうひとつは、売り込む側の労力も時間も無駄になるから。

 

時間も労力も有限。営業の基本はすごくシンプルで、「ほしいと思っている人」に売ること。たしかにいろんなテクニックはあるけれど、突き詰めると基本はこれになる。

 

▼前に読んだ記事なんだけど、こちらの記事は本当にわかりやすいと思った

影響力をつけて稼ぎたいなら、真夏に道端でアイスを配れ | やぎペー公式ブログ

 

だから営業するときの時間や労力は、「ほしいと思っている人」に使ったほうがいい。「ほしいと思わない人」に売り込むと、売り込む側の時間も労力も無駄になってしまう。そして相手もうんざりして離れてしまう。

 

営業のプロは、「ほしい」と思わない人からの撤退が早い

まえに営業上手な人を観察して気づいたのは(すごいと感じる人は、無意識に観察してしまう 笑)、営業のプロは「ほしいと思わない人からの撤退が早い」ということ。

 

もちろん、「買わないな」と感じた瞬間にあからさまに避けたり「じゃ、もうええわ」というのを態度に出してはいけない。(それはただの嫌な奴やし、今のご時世ネットで口コミを拡散されて痛い目に合う 笑)

 

具体的に書くと

「貴重なお時間ありがとうございました!なにかあればまたお声がけください♪」

 

こんな感じ。

 

笑顔で「さっ」と引くの。撤退がめちゃくちゃ早い。

 

売り込まれた側も、しつこくせずに笑顔でさっと引いてくれたら「今はいらんけど機会あったら頼みたい」と思うやろうしね。いいことずくめ。

 

人はすべて先生である

今回私が利用していたお店は、次で契約していたプランが切れるため、それを機に行かなくなると思う。

 

この経験も、出来事だけを端的に見れば「嫌な目にあった」「二度とあのお店にはいかない」だけで終わってしまうけど、相手の行動やそこから自分の感じたこと・考えたことに意識を向けたことで、「上手な売り込み方」に気づくことができた。

 

どんな人や出来事も、全部先生になるのだ。

 

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売り込むのは「欲しいと思っている人」に

なにかサービスや物を売りたいなら、売り込むのは「ほしいと思っている人」を狙うこと。そして「ほしいと思っていない人」からはさっと引くこと。

 

営業のコツって、実はすごくシンプルなんやね♪