【人に振り回されることから自由になるコツ】言葉ではなく「行動」を見る
信じていたのに裏切られた
という苦い経験をしたことは、多かれ少なかれ誰しもあると思う。
すごく辛くて苦しいし、悲しくなるよね。
中には、「もう誰も信じるもんか!」って人を信じられなくなってしまう人もいると思う。
この記事ではそんな、「人を信じて裏切られた」「人に振り回されてしまいがち」だという人にぜひ知っておいてほしいこと。
「もう誰のことも信じない」なんて、心の扉を閉ざしてしまう前に、ぜひ知っておいてほしいことについて。
もくじ
- 人を見るときは、言動ではなく行動を見ろ!
- 言葉では嘘がつけても行動では嘘が付けない
- 恋愛で騙されがちな人も、相手の「言葉」だけを信じがち
- 人を信じるのは素晴らしいこと、でも妄信してはいけない
- だれと付き合うかは自分で選ぶ
人を見るときは、言動ではなく行動を見ろ!
騙されやすい・良いように利用されてしまうという人は、人の言葉だけを信じてしまうという人がすごく多い。
ちなみに私も、お人好しだといわれることは多かったし、たくさん痛い目にもあったし、嫌な思いも経験している。
結果、「もう人のことなんて信じない!」と自分の殻に閉じこもってしまったこともあった。
「人を信じたから裏切られた」と感じていた。
だけどそれは違う。私は、「信じたから裏切られた」のではなくて、「信じるところ」と「信じる人」を間違えていたのだ。
信じるところは、相手の「言葉」ではなくて「行動」。
言葉では嘘がつけても行動では嘘が付けない
理由は簡単。言葉では嘘が付けても、行動では嘘が付けないから。
人は、言葉では結構簡単に嘘が付ける。これは私の個人的な意見だけど、本音と建前や「和」を尊重する日本人は特に、嘘をつくのがうまいと思う(笑)
ただ、口では嘘をつくのがうまくても、行動では嘘が付けない人は多い。
表面的にはどれだけ上手に取り繕っても、なんとも言えない「違和感」や「矛盾」となって行動に現れるのだ。
「目は口ほどにものを言う」なんてことわざがあるけれど、これは本当にその通りだと思う。行動は、おもしろいほどにその人の心の中が表れている。
「直観」「なんとなく」というものがあるけれど、こういったものもあながち馬鹿にはできない。
なぜかというと、相手の行動に対する違和感を、無意識のうちに感じ取っている場合があるから。(私はお人好しだけど、勘も鋭いといわれることが多い)
この人は信用できる人だろうか?と疑問に思ったら、言葉ではなく行動に注目してみよう。
恋愛で騙されがちな人も、相手の「言葉」だけを信じがち
私はFtXのパンセクシャルだから(くわしくはこちら)、男性女性どちらの感覚も持ち合わせている部分がある。
どちらの感覚も、「なんとなくわかる」部分がある。(考え方は男性寄り、感じ方は女性寄りと言われることが多い)
だから余計に思うんだけど、一般的に男性は行動がすごくわかりやすい。口ではどれだけ良いことを言ったとしても、すごくわかりやすく行動に現れる。
好きなのか嫌いなのか・大切に思っているのか・都合のいい存在なのか・体目的なのかなど、ほんっっっとに行動によく現れる。
だからDV・モラハラ夫とも、早々に離婚している。「二度としない」は嘘であることが早々に分かったからだ。(本人的には本当のつもりかもしれんけど)
DV・モラハラをする人は、一時的にやさしくなる時期がある。これは周期的なもので、ハネムーン期とも呼ばれる。だけど周期だから、すぐに同じことを繰り返す。
そして言葉ではいくら優しいことを言っていても、結局頭の中には「自分のこと」「相手を支配下に置くこと」しか存在していない。(自覚がないことも多いのがさらに厄介)
▼くわしく知りたい人はこちらからどうぞ
DV・モラハラをする人というのは、「自分で自分の行動をコントロールできないヤバい人」「暴力を武器に、人をコントロールしようとする人」だと理解して、即逃げるべし。
言葉でなく相手の行動を見るようにすれば、都合よく扱われることや、良いように利用されることはなくなるよ。(DV・モラハラは極端な例だとしても(笑))
人を信じるのは素晴らしいこと、でも妄信してはいけない
私は基本的に、「人を疑うことはしない」ようにしている▼
【心が楽になる人に対しての考え方】人を信じられない?私は人は疑わない。そして人に期待はしない。 - 自由人法帳
「怖い」と思えば、風に飛んでいるビニール袋もお化けに見えてしまうのと同じ理由で、全てのことが怪しく思えてくるからだ。自ら疑心暗鬼になってしまう。
だけど、「信じても妄信しない」ことは心がけている。
妄信とは、むやみやたらに信じること。
恋愛を例に挙げると、DV・モラハラをするパートナーに対し、「優しいところもある」と離れないことや、「いつかは変わってくれる」「彼には私しかいない」というのも妄信。
- 「優しいところもある」のと同じレベルで「自らの行動を制御できない」というヤバい部分がある。
- 「いつか」なんてものは絶対にやってこないし、相手の行動を変えることができるのは相手だけ。
- 「彼には私しかいない」なんてことはあり得ないし、あなたが離れた結果彼がつぶれるなら、それは相手自身の問題。あなたは相手のおかあさんではない。
こういうことを忘れてはいけない。
どれだけ仲の良い友達であっても、恋人であっても、「盲目的に信じること」はやめよう。
すべての人間関係は、あくまで対等だ。
だれと付き合うかは自分で選ぶ
- 人をいたずらに疑わない
- 人を信じるときは言葉ではなく行動を見る
こうすれば、人間関係で苦しむことや振り回されることは圧倒的に少なくなるし、信じていい人と信じてはいけない人の見分け方も分かるようになる。
口ではいいことを言っていても、行動が伴わない人は信じないほうがいい。「この人の言うことはいまいち信用できないな」と思ったら、離れるのも選択肢のひとつ。
人に振り回されたくないなら、誰と付き合うかも自分で選んでいこう♪