寝具の管理がラクでぐっすり眠れる!床寝のススメ
最近私が実践していることのひとつに「床寝」がある。
布団って、暑いし・ホコリ出るし・かさばる。
「もっと快適で手軽に寝られる方法はないかなー」と考えていたところ、「床で寝る」という方法を発見したので実践してみたというわけであーる。
試してみたところ、床寝は私には合っていたらしくかなり快適だった。
床で快適に寝る方法や、床寝のメリットについてまとめてみたよ♪
【もくじ】
どうやって床で寝ているの?
フローリングに直に寝るのは体が冷えるので、タオルケットを敷いた上に寝ている。
↑この上にごろーんと横になる
また、私は寝るときに掛け布団が欲しいタイプなので(なんか安心する)、掛け布団にもなる寝袋を上にかけて寝ている。
布団よりも床の温度がダイレクトに伝わるから涼しいし、寝る前にさっと敷き、起きたら干すか洗濯する。
後で改めて書くけど、部屋を広く使えるし、ダニやカビの心配もなく清潔に保つことができる。
床寝のメリット
猫背や肩こりの改善
私たちの体は、寝ている間に背骨の歪みを修正しているらしい。だけど、やわらかいベットやマットレスの上で寝ると、この修正がうまくできないそうだ。
1927年に創始された西式健康法という健康法の中にも、「平床寝台」という硬い床の上で寝ることで歪んだ脊柱を正すという方法がある。
こういった健康法には合う合わないがあるけれど、背骨の歪みによる肩こりや腰痛にお悩みの人は、一度試してみてもいいかもしれない。
本格的に試したい人は、専用の寝台も売られているよ。
部屋が広く使える
上でも書いた通り、寝る前にタオルケットを床に敷き、起きたらタオルケットを干したり洗濯する。
そのため、起きているときは寝床が部屋の中にないので、部屋を広く使うことができる。
床面積のうち、ベットはかなりのスペースを取るし、布団も畳めるとは言え、収納場所などで結構スペースを取ってしまう。
この方法なら、寝るときは大の字で広く寝ることができて、なおかつ起きているときは寝具で部屋が狭くならない。
ダニやカビの心配不要!清潔に保てる
起きたらタオルケットは干すか洗濯している。
人によっては私はきれい好きの部類に入るらしく(潔癖という人もいるが、あちこち放浪してたりするのでこれは否定するw)、まぁホコリが嫌で布団を断捨離したくらいにはきれい好きなので、ダニやカビの心配をしなくていいこの方法がすごく気に入っている。
また、起きたらすぐ床掃除をするので、気持ちよく床に寝ることができる。
手順としては、
- 起床
- 寝床撤去
- ほうきで掃く
- 水拭き
という手順だ。
布団のように重くないので、掃除するときもさっとよけることができる。
とても快適であーる♪
朝パッと起きられる
寝起きが悪く、二度寝常習犯だという人にも床寝はおすすめだ。
なぜなら、床は硬くて長時間寝られないからである。笑
二度寝をしてしまう理由は、布団やベットが気持ちよいからだ。やわらかくて暖かくて心地よいので、なかなか起きることができないのである。
硬い床に寝てしまえば、ぱっと起きることができるよ。笑
そのままストレッチができる
さっきも書いた通り、床で寝ると部屋が広く使える。
ベットや布団なら限られたスペースしかないけれど、この方法なら、部屋全てが寝るスペースなわけだ。
就寝前や起床後のストレッチだって、ベットから落ちる心配なく広いスペースで行うことができる。
サバイバル力が身につく
私はいろんなところを放浪するのが好きで、その中で身に着けたのが「どこでも寝られる」というスキルである。笑
どこでも寝られるというスキルは、ある意味最強だと私は思う。
どこでも寝られるということは、異なる環境に強いということ。
寝る場所を選ばなければどこにだって行くことができるし、被災時などにもストレスを緩和することができる。
床で寝ることはサバイバル力も身につけられる。笑
床寝のデメリット
どんなことにも良い面と悪い面がある。
腰痛持ちなど、合わない人もいる
先ほど、背骨の歪みによる腰痛や肩こりに悩まされている人は症状が改善するかもしれないと書いたけれど、慢性的な腰痛持ちや五十肩などをお持ちなら、床寝はしない方がいいかもしれない。
人によっては合わない人もいるので、続けて悪化するようならやめたほうがいい。もしくはお医者さんに相談してから試してみてね。
慣れるまでは痛い
当たり前だけど、慣れるまでは結構痛いと感じると思う。
私は数日で慣れることができたけど(普段からどこでも寝るのでw)やわらかい寝床が好きな人なら床寝は苦痛だろう。
今までふかふかの柔らかいベットやマットレスで寝ていたというのであればなおさらである。
体が硬いと痛くなりやすい
慢性的な腰痛や五十肩、やわらかい寝床が好きという人以外にも、体が硬いと痛みが発生しやすいようだ。
自分で「体が硬い」という自覚がある人は、入念にストレッチをするか、ストレッチポールなどを使って矯正すれば快適に眠れるようになるかもしれない。
快適に床寝する方法
しっかりとストレッチをする
上で少し書いちゃったけど、体が硬いと痛みが発生しやすい。
床寝のポイントは、体圧の分散と体をしっかりと床につけること。
体がぺったりと床についた状態で寝れば、体圧も分散されるし痛みが発生しない。
そのためには体の柔らかさが必須なので、寝る前にはしっかりとストレッチをすべし。
ヨガの「屍のポーズ」で寝る
ヨガには「屍のポーズ」というあおむけで寝るポーズがある(別名:シャバ―アサナ)
屍(しかばね)のポーズはいいぞ!!!って漫画を描いたよ! pic.twitter.com/QgE7BM1Jfk
— ことり野デス子 (@DEATHcotori) March 23, 2019
床寝する際は、この姿勢がおすすめだ。
↓屍のポーズのやり方
- あおむけに寝て、手は手のひらを上にした状態で体から離す。足も広げる。
- 体の力を抜いて、床に身をゆだねる。
- 腹式呼吸でさらにリラックス効果up
慣れれば、床に溶けるような、床と一体化するような、なんともいえない不思議な感覚になる。
リラックス効果抜群で、吸い込まれるように眠りに落ちる。
床寝している人は結構いる
床寝している人は結構いるみたいで、有名どころだと、
- ミニマリストしぶさん
- 落合陽一さん
- イーロン・マスク氏
などが床寝をしているとのこと。
どうも、ショートスリーパーの人や、仕事大好きなバリバリワーカーの人が多いみたいね。
パッと寝てパッと起きる人に愛されているイメージ。
合う合わないはあるけれど、
- スッキリ目を覚ましたい
- 腰痛や猫背を改善したい
- カビやホコリの心配をなくしたい
- 布団の上げ下げがめんどくさく簡素化したい
- どこでも寝れるようになりたい
という人は一度試してみてはいかがだろうか。