脱出系ゲーム映画の元祖のお話
先日「CUBE」を観た。
古い映画だが有名で、脱出系映画の元祖だと言われている作品だ。
1997年の映画なので20年以上前の作品だが、今見ても十分面白かった。
この記事では、そんなCUBEの見どころをご紹介する。(ネタバレが嫌な人は回れ右!)
よくある「脱出系映画」の元祖ともいえるお話
今はよくあるジャンルの1つである脱出系(パズルを解いたり罠をくぐって脱出していくやつ)。
ホラーやサスペンスなどの怖い系から、アクションやミステリーなどのドキドキハラハラ物まで、いろんなジャンルで使われるシチュエーションだ。
しかし、昔は今のような脱出系の作品は少なく、CUBEが脱出系映画の元祖だと言われている。
スプラッタホラーで人気のSAWシリーズも、このCUBEがなかったら生まれていなかったかもしれない。
ちなみにSAWシリーズはトラウマになるので、よっぽどグロいのが好きな人以外お勧めしない(そんな作品を小4で見せられたわしカワイソス)
各キャラの力が何かしら役立つのがワクテカ
脱出に携わるパーティーには全部で6人のキャラがいるんだけど、全員個性がしっかりと出ていて、全員の力が何かしらに役立つのが見ていてワクワクする。
脱獄のプロであるレンは序盤でかなりの活躍を見せるし、冷静で博愛なハロウェイは1人では動けないカザンの良きサポート役だった。
ワースがいないとCUBEの構造は分からないままだったし、カザンやレブンがいないと脱出は絶対できなかった。
結果的にクソ野郎にだったクエンティンも、最初にリーダーシップと行動力でみんなを引っ張っていっていたしね。
レブンとかあのままやと絶対動かんかったやろし。(あ、でも動かんかったら出られたからそれも良きか?笑)
一見「こいつ何の役に立つねん」と思うようなキャラであっても結果的に何かしらの役には立っている。
お互いの能力や才能は違っても組み合わせれば使えたりね。(ハロウェイとカザンとか)まるでパズルがハマっていくかのようで楽しい。
オープニングでバラバラにされたスキンヘッドの男性。彼の名前はオルダーソン、彼はどんな特性を持っていたのかも気になる。もし生きていたらパーティーの中でどんな働きをしたんだろう。
観る人に、CUBEの罠の恐ろしさや衝撃はこれでもかってほど植えつけたけどね。笑
紙芝居で表現しているすごい人がいたので併せてご紹介↓
数学メガネっ子レブン、控えめにいってしゅごい
1番の見どころは、数学専攻のメガネっ子学生・レブンがサクサク謎を解いていくところ。
脱出系映画の元祖
— 都@旅人自由人 (@miyakokara) 2020年5月17日
素数に気づいたのもすごいし、「素数かどうか」がすぐわかるのもすごい
極限状態で計算間違いせんのも地味にすごい。平常時でもケアレスミスしまくるのにw
CUBEにいつ閉じ込められてもいいようにいろんなこと勉強しよ🤣https://t.co/PaIggyCDOz#映画
シンプルに計算能力とかもすごいし、ミスらないのもすごい(私なら確実にケアレスミスでつんでる笑)
でもなにより、3つの数字を見てその法則に気づいたってことがすごい。
ニュートンが落ちるリンゴを見て引力に気づいたのと同じく、「気づける」っていうのがすごい。発想が天才。
劇中の数学の法則については、いろんな人が詳しく解説してくれている。
結構矛盾とかもあるみたいなので、「わからないよ」って人はもちろん、「ん?あれおかしくない?」って人は見るべし!
しかし、いつも思うんやけど、ネットにはホントすごい人がいるよねぇ…。
ラストがなかなかに救えない
ラストのネタバレになっちゃうんだけど、出られたのがカザンだけって。
個人的には、あそこでうだうだすんなよって思ってしまう。ドア開いてからうだうだすなー。とりあえず出ろー。外で考えよー?ほらーあの怖い人きたやーんって思ってしまう。笑
てかクエンティン、ほんとやっかいだな。憎まれっ子世に憚るというけど、あの生命力はゴキブリ並み。CUBE自体より怖いわw。
まとめ
CUBEは1997年の映画なので20年以上も前に作られた作品だけど、今見ても十分楽しめる。
CUBEを無料で見たいなら、U-NEXTの利用がおすすめ。最初の31日間は無料で利用できるので、無料期間中に観たい作品を見まくれる。 無料期間だけでもかなりの作品が観られるんじゃないかな。
無料ではないけど、299円からプライムビデオでも観れるので気になる人はぜひー♪