【人の意見に振り回されてしまう人へ】人は経験則でものを言う
「人の言うことを間に受けすぎる」とか、「人の意見に左右されてしまう」とお悩みの人にぜひ覚えておいて欲しいこと。
それは「人は経験則でモノを言う」ということ。
人は経験則でモノを言う
人は何かを話すとき、自分の経験則からものごとを話す。
教師は教師として生きてきた観点からものを言うし、お医者さんはお医者さんとして生きてきた観点からの話をする。
お医者さんと患者さんが相入れないのはこのため。お互いに相手の立場を経験していないから分かりあうことができない。
(稀にどちらの立場も経験した人がいるが、だからこそそういう人は重宝される)
AC(アダルトチルドレン)の「親」と世間の人が言う「親」の違いも、この経験則の違いから生じるもの。
▼AC必見の「親を大切にしろ問題」に対しての心の持ち方♪
【元ACが教える「親不孝」呼ばわりされたときの心の持ち方】人が言う「親」は同音異義語 - 死ぬこと以外はかすり傷
経験していない人の意見は聞く必要がない
どこにも、おせっかいやアドバイスをしたがる人はいる。
そういった人の意見によって自信がなくなっとしまったときは、「その人はその経験をしたことがあるのか?」を考えてみるといいよ。
あれこれ言う人に限って、実は口出ししたいだけで、実際にはその経験をしたことがないという人は結構いる(笑)
たとえば、あなたが事業を始めたいと考えたとしよう。
それに対して、「そんな不安定なことやめとけ」とか「夢みたいなこと言ってないで就職しろ」と言われたとする。
そんなときは、「その人は実際に起業したことがあるのだろうか?」と考えてみる。
この観点で、一度その人の意見を冷静に考えてみれば、必要以上に心が傷つくことも無くなるはず。
ちなみに、お金に関する考え方が学べる本「金持ち父さん 貧乏父さん」では、隣人に言われて投資をやめてしまった人の話が出てくる。
金持ち父さんはその人に、「その隣人は投資家なのか?」と質問する。
これ、本当に的を得た質問やと思う。成功者やお金持ちの考え方について学びたい人は、ぜひ読んでみて♪
参考にするなら「自分が目標にする人」と「経験したことがある人」の意見
自分の考え方を貫くことも大切やけど、人の意見を聞くことも大切。違う視点からの意見が聞けるからね♪
ただ、大切なのは、誰の意見を聞くべきか?ということ。
答えは、自分の「こうなりたい」の目標になる人と、実際にその経験をしたことがある人の意見。
「なりたい人」の真似をする
目標とする人は、自分の「こうなりたい」というものが具体的な形になって具現化されている存在なわけやね。
その人みたいになりたいと思うなら、その人を徹底的に観察してみればいいし、真似をしてみたらいいし、意見を聞けばいい。
特に、「その人がどういった姿勢やマインドで物事に取り組んでいるか?」はとても大切。
小手先のテクニックだけ教わっても、「どういった背景でそれを使っているか」というマインドを理解しないことには使いこなせない。
たとえば、モテることを例にあげても、「人を楽しませる」マインドで取り組めばそりゃモテるやろうし、「人をコントロールする」というマインドで取り組めば絶対どこかでボロが出る。
だって小手先のテクニックだけでその人に魅力は無いんやもん(笑)
模倣という言葉があるけれど、なんでも最初は真似るところから始まるよ。
経験者の意見は地図になる
経験則は地図のようなもの。
何かを新しく始めるとき、「まず何から始めればいいのか?」がわからず途方にくれる人は多いと思う。
そんなとき、先に経験したことがある人の話はとても勉強になる。
経験者の意見を鵜呑みにするのはやめたほうがいいけれど、参考にして、吸収させてもらえるところは徹底的に吸収させてもらえばいい。
砂漠で、なんの知識も情報もなく水を探し回るのと、「どこにオアシスがあるか」と、事前に地図を見ておくのとでは、明らかに難易度が変わってくる。
でも一番聞くべきは自分の意見
ただ、何より忘れてはいけないのは自分の意見。自分がどうしたいか。
自分の考えに固執することはよくないけれど、なんでも人の意見に流されるのはもっと良くないこと。
自分の人生は自分だけのものやからね。
人は経験則でものを言う。これさえ頭の隅に置いておけば、不要な雑音に左右されなくなるよ。
そして、意見を聞くなら、経験者や自分の目標となる人の意見を聞くべし♪