自由人法帳

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アダルトチルドレン脱却に効果的だった5つのこと

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私は元アダルトチルドレン(AC)である。

 

「元」と書いたのは、自分ではかなり脱却できてきたと思うから。

 

この記事は、私がアダルトチルドレン 脱却のためにやったことの中で、特に効果があったと感じたもの5つについて。

 

アダルトチルドレンを脱却して、自由に自分らしく生きたいなら、ぜひ読んでみてほしい。

 

親や親戚から離れる

アダルトチルドレンを本気で脱却したいと思うなら、一番効果的で手っ取り早い方法がこれだと思う。

 

原因となった毒親や、親戚との関わりを物理的にも断つ。

 

絶縁するかどうか、距離を置くだけにするかどうか、最終的にどうするかはその人が決めればいい。ただ、離れることは絶対にした方がいいと私は思う。

 

アダルトチルドレン って一種の依存関係なのね。

 

「私がなんとかしなきゃ」とか「私が我慢すれば」とか、そういった感情は健全な関係ではない。

 

アダルトチルドレンのタイプにもいろいろなタイプがあるんだけど、この場合の「私がなんとかしなきゃ」は、親の代わりに自分が親になろうとしているのね。

 

ただ、それは本来、家庭の中で子供が担う役割ではない。

 

なのに、渦中にいると、それさえも分からない。

 

離れて初めて、「あれ?私の家っておかしかった?」って、正常な考え方ができるようになる。

 

本気でACを脱却したいなら、苦しめてくる毒親や親戚とは距離を置け! - 死ぬこと以外はかすり傷

 

自分をかわいそうがるのをやめる

 私も過去に、自分をかわいそうがっていた時期があった。正直、同い年の子や、普通の温かい家庭で育ってきた人たちがうらやましかった。

 

というか、正直言うと、今でも変わらずうらやましいとは思う。素直に「いいなぁ」って思う。願っても、手に入らないものやからね。

 

ただ、圧倒的に違うのは、比べて自分をかわいそうがらなくなったということ。

 

機能不全家庭で育ったのは事実。だけど、そこからどうするかは自分で選ぶことができる。

 

自分で自分をかわいそうがっている限り、決して前に進むことはできない。

 

自分で自分をかわいそうがるのはやめよう。

 

【アダルトチルドレン 脱却方法】自分をかわいそうがるな!こけさせられたとしても立ち上がるのは自分 - 死ぬこと以外はかすり傷

 

たくさんの本を読む

アダルトチルドレンには、孤独・不安・虚無感など、「生きづらさ」の原因になってしまう感情を抱えている人が多い。

 

こういった感情は、自分自身でどうにかしていくしかない。過去になにがあっても、自分自身で、自分の感情と付き合っていくしかないのだ。

 

では、どのように付き合っていけばよいか?と考えたとき、本はとても強い味方になる。

 

私もこれまで、いろんな自分の感情や内面と向き合ううえで、本からヒントをもらうことが多かった。

 

アダルトチルドレンで生きづらさを抱えているなら、ぜひいろんな本を読んでみてほしいと思う。

 

本は、たくさんのヒントをくれる優秀な先生やよ。

 

読書はどんどんすべし!読書をオススメする理由とお金をかけずに本を読む方法 - 死ぬこと以外はかすり傷

 

知識は最大の武器 - 死ぬこと以外はかすり傷

 

▼孤独や不安といったネガティブな感情との付き合い方は、この本が参考になるよ

 

心理学を学ぶ

 アダルトチルドレンには、考え方や物事のとらえ方のクセがある。

 

たとえば、

  • 自分のせいだと思いすぎる
  • 自分が我慢すれば良いと考える
  • 自分はここにいてはいけない気がする
  • 人の顔色を窺いすぎる

など。

 

考え方や物事のとらえ方は、育ってきた環境の影響を大きく受ける。

 

アダルトチルドレン脱却には、自分の考え方や考え方にクセや偏りがあるということに気づくことが大切。これが本人を苦しめている要因だからね。

 

そして気づいた後は、自分で考え方やとらえ方を修正していけばいい

 

自分がラクになるように、自由に楽しく生きられるように、修正していけばよいのだ。

 

心理学は、その名の通り、人間の心や考え方に関係する学問。

 

心理学を学んでいくと、「自分はなぜこう思うのか?」「どうすれば楽になるのか?」を知ることができる。

 

長年悩み苦しんでいた答えが、「ぽん」と見つかることもある。

 

「だから自分はこう考えていたのか!」とか、「そりゃ、こう考えていたらしんどいわな」とか、自分の考えていることを客観視できるようにもなる。

 

考え方はクセだから、自分次第でいくらでも変えていくことができるよ。

 

▼心理学をさくっと知りたいなら、この本が読みやすくておすすめ

こちらはアドラー心理学について書かれている1冊。

 

心理学には、アドラーのほかにユングフロイトなどのものがあるけれど、アダルトチルドレン脱却なら、アドラー心理学がおすすめやと私は思う。

 

理由は、アドラー心理学目的論だから。

 

過去の原因ではなく、「目的はなにか?」と現実や未来に焦点を当てた考え方なので、過去に囚われなくなる。

 

▼「嫌われる勇気」の中で私が1番好きな考え方

人生は線じゃなく連続する点!「嫌われる勇気」から学ぶ人生がラクになる考え方 - 死ぬこと以外はかすり傷

 

ちなみにアドラーの目的論の逆が、フロイト原因論。こちらは「原因は何か?」と

考える考え方。こちらは、うつ病からの社会復帰など、その物事を解決するための原因を探りたいときは役に立つ考え方だと思う。

「何の病気か」は結果。「何が原因か」を考えたほうがいい - 死ぬこと以外はかすり傷

 

「自分のために生きる」ことを意識する

アダルトチルドレンの中には、「親が望むいいこちゃん」になろうとしてしまう人も多い。

 

親に愛してほしくて、認めてほしくて、頑張りすぎてしまう人。無意識のうちに「親がどう思うか」と、親の目を意識してしまう人がいる。

 

また、毒親や親戚、ほかの兄弟の問題を、「私がなんとかしなきゃ」と背負い込んでしまう人もいる。

 

でも、これをしている限り、アダルトチルドレンを脱却することはできない。自分の人生なのに、ずっと「誰か」のために生きることになる。

 

私は私のために生きる。

 

自分のために生きると考えるようになってから、私は生きるのが楽になったし、楽しくなったよ。

 

まとめ

  • 親や親戚から離れる
  • 自分をかわいそうがるのをやめる
  • たくさんの本を読む
  • 心理学を学ぶ
  • 自分のために生きる

 

以上、元アダルトチルドレンが教える、アダルトチルドレン脱却に効果があった5つのことでした。

 

過去に何があっても、これからどうしていくかは自分で決められるよ。アダルトチルドレンを脱却したいなら、参考にしてみてね。

 

自分の人生は自分でつかむのだ★