【結婚について思うこと】結婚＝ゴールではない！人生の目標が「結婚すること」は危険
ある程度の年齢になると、「結婚しなきゃ」とか、「結婚せんの？」とか、いろんなところでこう聞かれることが増える。
私は離婚歴があるし、虐待サバイバーの元AC（アダルトチルドレン）である。
それで余計に思うことなんだけど、結婚は決してゴールなどではないし、「結婚すること」を人生の目的にするのはすごく危険だと思う。
この記事では、私の結婚観と結婚について思うことをまとめてみた。
もしあなたが「結婚しなきゃ」と焦っていたり、「結婚って本当に必要なもの？」と疑問に思うなら、よかったら読んでみてほしい。
もくじ
結婚＝幸せは幻想
時々、「結婚したら幸せになれる」と思っている人がいるけれどそれは違う。
間違った相手と結婚しちゃうと結婚した結果不幸になることもあるし（DVやモラハラなど）幸せになるかどうかは自分たち次第。
結婚すれば幸せになるんじゃなく、幸せは自分たちで作るものだ。
結婚＝幸せ
という考え方は今すぐごみ箱に捨てるべきだと思う。めちゃくちゃ危ない。
結婚はゴールなんかじゃない
「早く結婚したい」という人の中には、「ラクしたい」とか「専業主婦になりたい」いう人が時々いらっしゃる。（結構周りでも聞く）
そういう人は、結婚＝ゴールだと思っているのではないだろうかと個人的に思う。
結婚すれば、あとは安心と。
私は、結婚は通過点でしかないと思っている。
ある意味、パートナーとの新しい関係性のスタートでもあるしね。
一緒にいたいと思えるパートナーと出逢い、この人と一緒に人生を歩んでいきたいと思う、その通過点のひとつが結婚。
だから結婚は、パートナーシップの通過点の一つでしかないのではないだろうかと思う。
また、選択肢なんて無数にあるんだから、必ずしも通るわけではないしね。結婚しないカップルだっているわけやし。
「結婚しなきゃいけない」わけではない
昔から疑問で仕方なかったのが、「結婚しなきゃ」という意見。
「なんで？」って思う。
別にそれが、「温かい家庭を築きたい」とか「自分の家族を作りたい」とか、その人自身が心の底から思うことであれば全く問題ではないと思う。
ただそれが、「もう結婚しなきゃいけない年齢だから」とか「みんな結婚しだしたから早く相手を見つけなきゃ」とか。
周りの人がしているから、多数の人がそうだからと、周囲の意見に流されて結婚に焦っているのであればそれは極めて危険だと思う。
「結婚して、家庭を築いて、子供を産んでこそ一人前」みたいな。
だって私の親や毒親と呼ばれるような人たちみたく、結婚して家庭を築いて子供を産んだけど「人としてどうなん？」と思うような人は普通にいるわけで。
（明るい内容ではないけど、詳しくはこちらを読んで）
まぁ私自身のことや、私の親のことはある意味極論だけども(笑)
ただ結婚は、上でも書いた通り、単なる人生の選択肢の一つでしかないと思う。
ある人と出会って、パートナーになって、その関係性の形の一つとして、結婚を選ぶ。
だから別に結婚しなきゃいけないわけではないし、「結婚しなきゃいけない年齢だから」と結婚する必要はない。
むしろ、周囲の人の声や義務感で慌ててとんでもない相手と結婚しちゃったら、それこそ悲惨。
後悔しかせんと思う…。
私の結婚観:結婚するか否かはどちらでもいい
私の結婚観としては、一度離婚してるというのもあるし、この先結婚するかどうかはどちらでもいい。
今の気持ちとしては、自分の人生を充実させるのに忙しいので、当分結婚はしたくない。やりたいことがいっぱいある。
また、
- 妻は家を守るもの
- 嫁は我慢するもの
- 嫁姑関係うまくやれやコラァ
- 妻は夫を立てるべき
- 半歩後ろをついてきなさい
的な。
そういう昔の結婚観を押し付けられるのであれば、そんな結婚はしたくない。
妻と夫とか、妻と姑とか以前に、人と人との関係性だと思うしね。（相性合う合わないもあって当然やと思う）
それに、男女性別年齢関係なく、お互いが対等な立場でありたいと思う。
ただ、お互いを尊重したり高め合うパートナーはほしい。
人を愛することも、人を好きになることも、すごく素敵なことだから。
自分自身はもちろん、お互いに成長できることだとも思うしね。
だから、お互いが自立して、尊敬し、高め合えるパートナーはほしいと思う。（死ぬまでにやりたいことリストにも書いている）
私の理想は事実婚やフランスのパックス
私の理想としては、事実婚や、フランスの「パックス」という制度。
事実婚のメリットデメリット&パックスについて知りたい人は、こちらの記事がわかりやすいよ▼
最近増えている事実婚とは? 事実婚のメリット・デメリット | メオトーク | 夫婦に、ちょっぴりイイ話！
最近事実婚は増えているけど、私も次もし結婚するなら事実婚がいいなと思っている。
もちろん、事実婚にはデメリットもある。
よく問題になりやすいのが「子供が生まれた場合どうするの？」というお話。
これについては、私は子供を望まないので問題視していない。
私自身、虐待サバイバーなので、子供は正直育てる自信がない。きっといろんなこと思い出しちゃうと思うので。（未だに子供の泣き声や叫び声が苦手）
だから私は、それなら生き物を飼ったり、動物や子供関連のことに寄付をしようと思っている。
そして私は、私自身の人生を全うしたいと思う。
ま、これはあるかないかもわからない未来のことだけどね。その時になったら、また考え方も変わるかもしれないし。
未来と今とじゃ、私自身の状況も確実に違うだろうしね。
世の中にはいろんな人がいるし、もちろん従来通りの結婚や価値観を持つ人を否定するつもりもない。
多分大多数の人がそうだろうと思うし、それを迷いなく選択できるというのもすごく幸せなことだと思うから。
愛し合う2人が結婚するのはとても素敵なことだと思うしね。
ただ、結婚＝自動的に幸せと考えるのは危険だし、結婚は決してゴールではないよというお話でした。
もし周りの多数派の意見に焦ったり、自信がなくなってしまったときは、ぜひ思い出してみてね。
