身軽に暮らすのは超簡単!コツは「所有」から「シェア」と「循環」への移行
少ない持ち物で暮らすことや、必要なものだけで身軽に暮らすことって、実はすごく簡単。
もくじ
「所有」をやめる
物を捨てることができないという人や、ついつい物が増えてしまうという人は、「所有」に重きを置いている人が多い。
車やバイクを持ちたがったり、持ち家にこだわったり、子供や家族を持つことを絶対視していたり。最新型の家電に目がないという人も多い。
別にそれが悪いっていうわけではない。車やバイクが本当に好きで、ドライブやツーリングが趣味っていうなら、車やバイクを持てばいい。自分だけの家を持ち、家族や子供がほしいっていうなら、そうすればいいと思う。
だけどもし、「みんな持っているから」とか「なんとなく持たなきゃいけない気がして」というなら、別に持つ必要はない。
私自身、子供の頃からいろいろな場所を転々としているので、車や家を持ちたいと思わない。車は必要な時にカーシェアを利用するつもり(田舎に住んで、車が絶対必要になったら買うかもしれんけど)
また、ローンやその土地に縛られるのも嫌なので、持ち家は持たずに賃貸やシェアハウスに住みたいと思っている。
その時その時で、必要とするものは変わってくることを知っているからだ。
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「所有」をやめるだけで、人は驚くほどに身軽になれる。行きたいところに行くことができるし、やりたいことに飛び込むことができる。
シェアやレンタルを活用する
所有することにこだわってしまう人は、背景に「恐れ」があると私は思う。
たとえば、物の少ない時代を生きてきた人の中には、物をため込んでしまうという人が多い。戦時中や戦後に生まれたご年配の人の多くは、家にたくさんの持ち物を抱えている。
「必要なものがない」という状況を知っているからこそ、不安に駆られて、手放せなくなってしまうのだ。
また、心配性な人もたくさんのものを持とうとしてしまいがち。ちょっと話がそれるけど、出かけるときに持ち物が多いタイプも、「必要な気がして」いらないものまでかばんに詰め込んでしまうのだ。
確かに、物の少なかった時代では、手放すと二度と手に入らなくなってしまうかもしれない。必要なものが、必要な時にないかもしれない。
でも今は、時代が変わって、いろんなものやサービスをシェアしたりレンタルできる時代になっている。優秀なシェアサービスやレンタルサービスがたくさんある。
シェアやレンタルを利用すれば、個人個人で「所有」しなくても、必要なものは必要な時に使うことができるのだ。
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滞らせず循環させる
身軽に暮らすためには、所有からシェアやレンタルに移行することと同時に、「滞らせず循環させる」ということも大切。
何度も言うけれど、その時々で必要なものは変わる。時間の経過や環境の変化によって、かつて使っていたものを使わなくなるということは起きる。
そのとき、「もったいない」と、使わないのに持ち続けることはやめたほうがいい。
新しく必要なものとの出逢いを妨げてしまうし、物は使われてこそ物としての価値を発揮することができる。
使わないのに持ち続けて、部屋の隅でほこりをかぶっている。それこそ、もったいなくてかわいそうなことなんじゃないかな。
いらないもの・愛せないものは、潔く手放すことが、新たに必要なものとの出会いになり、物や自分自身をも愛することにもつながる。
なんでも、滞った状況というのは悪い結果を招いてしまう。
水は滞らせると腐る。空気は滞ると生き苦しくなる。体の中でさえ、リンパや血液の循環が悪くなるといろいろな弊害が出てくる。
自分の環境は自分で整えて、常に風通しの良い環境にしておこう。
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身軽に暮らすのはすごく簡単
身軽に暮らすために必要なことは大きく2つ。
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「所有」から「シェア」「レンタル」へと移行すること
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「滞らせる」のではなく「循環させる」こと
これらを習慣にしてしまえば、簡単にもっと身軽になることができる。身軽で自由に暮らしたい人はぜひやってみて♪