自由人法帳

「縛られず楽しく自由に生きる」がモットー

九州放浪記 5日目

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九州放浪5日目。

 

残す日数ももうあと2日。もはや旅が日常となりつつある今日この頃。

 

自他共に認めるけど、適応力はハンパない(笑)

 

この日は2日目に回れなかった、佐賀県の有名な名所「吉野ケ里遺跡」と以前から気になっていたご当地グルメを堪能したよ。

 

九州放浪記:バックナンバーはこちら▼

 

【もくじ】

 

無料モーニングとマッサージで1日の活力を得る

昨日の記事でも書いたけど、iBOX佐賀南店では、GW中期間限定のステイパックで無料のモーニングを食べることができる。

 

入店受付の際に「モーニングをいつ持っていけばよいか」と聞かれ、だいたい5時ごろには起きてなんやかんやしだすので、「ほな6時頃でお願いします」と答えたところ、ほんと6時ぴったりに持ってきてくれた。

 

 

メニューは、トーストとポテト。レタスがちょこんと添えられていて、ケチャップとマスタードもついている。

 

快活クラブでも無料モーニングがあるんだけど、こういったサービスってなんか地味にほっこりして嬉しかったりもする。

 

スープバーにあるコーンスープやクラムチャウダーをつけて食べるとトーストがすごくおいしい。ポテトもカリカリだった。

 

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また、iBOX佐賀南店にはマッサージチェアがあり、出発前に少し使わせてもらったところ、ほんと体が軽くなった。(特に足!)

 

連日歩きっぱなしだったので、少なからず体は疲れていたみたいやね。

 

イベント発生「相棒との再会」

おなかが満たされ体も軽くなったところで、ふとあることに気づく。

 

傘がない。

 

その代わりに増えているものがある。クロックスである。

 

この瞬間すべてが頭の中でつながる。

 

KASA NO OKIWASUREである。

 

 

というわけで出発前に相棒を迎えに行くことに。軒先できちんといい子で待っていた。

 

ちなみに現在の私の相棒は、持ち主の放浪癖を支えてくれる強い味方。約70グラムの超軽量でありながら、カーボンファイバーで折れにくい大変優秀な相棒だ。

 

相棒についてくわしく知りたい方はこちらをどうぞ▼

わずか76グラム!身軽に飛び回りたい人に超おすすめの傘を買ったので見てほしい 

 

続:九州の人はシャイだけどめちゃくちゃ優しい

 バスの車中、料金が支払えないということに気づいた。

 

お金は多めに持ってきていたんだけど、5千円札と1万円札しかなく(用意していた千円札はすでに使い切ってしまっていた)バスの両替機では支払うことができなかったのだ。

 

バスの運転手さんに正直に申告したところ、「ほな、後払いでいいよ。他のバスに乗ったとき支払っといてくれたらそれでいい」とのことだった。

 

今回の放浪中、計3回こういう事態に遭遇した。(学ばなくてすまん)

 

普段カード払いで小銭を持ち歩く習慣がないので、無意識のうちに大きなお金にまとめてしまいがちなのだ。

 

1人目の運転手さんは、乗車券の裏に判子と「後払い150円」と書いて渡してくれた。次のバスで、その旨を伝えて一緒に料金を支払った。

 

2人目の運転手さんは、車内アナウンスで「お客様の中で5千円両替できる人はいらっしゃるとですか?」と聞いてくれた。瞬間、お客さんみんながお財布の中を確認。1人のおかあさんが「500円入っていてもよかとですか?」と両替をしてくれた。

 

3人目の運転手さんは、

「こまめられんけん、ほかのバスに乗ったとき払ってくれたらそれでよか。」

とのこと。

 

※「こまめる」は博多弁で「両替する」

 

なので、これまた1度目のときと同じ対応をさせていただいた。

 

私の不注意っぷりも甚だしいが、ほんと、九州の人優しすぎでしょ。

 

そしてシャイなのも共通(笑)

 

「ありがとうございます」と言うと、たいてい目をそらされる(笑)(特に男性。関西の場合はここで結構会話が続くことが多い)

 

次からは千円札をもう少し多めに持ち歩きます。ありがとう。

 

吉野ヶ里遺跡で昔にタイムスリップ

 紆余曲折あったものの、無事吉野ケ里遺跡に到着。

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マップを確認。吉野ケ里遺跡は想像していたより広いらしい。

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また、園内にはたくさんの花も咲いている。

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公園入口。シロツメクサが一面に咲いていて、お花畑になっていた。

 

(写真では控えめに写っているが、実際に見た感じではこれの約3倍)

 

園内には、普段あまり見ないお花がたくさん咲いていて、見ているだけでもすごく楽しい。

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このお花、ピンクのタイプはよく見るけど、白いタイプは初めて見たな。

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昨夜の雨でクモの巣に水滴がついていてキラキラしていた。

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すごい、こけ玉みたい。カラフルなこけ玉やな。

 

まーっすぐに進んでいくと入場ゲートに到着。

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こちらは吉野ケ里遺跡のキャラクターひみかくん。

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話が変わるけど、こういうキャラって、怒った時だいたい目が開くよね(笑)

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彼の目が開くことはあるのだろうか...。

 

ちなみに「やよいちゃん」という妹もいる。

吉野ヶ里遺跡の紹介:マスコットキャラクター|吉野ヶ里歴史公園より

 

券売機にてチケットを購入。大人460円。

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入場ゲートを抜け、道なりに進んでいく。

 

遠くに集落が見える。

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すごい、ほんとに教科書で見る世界やね。

 

門の周りにはたくさんのとげとげ。

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外からの侵入を防ぐために作られているんだって。

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道中、いのししのファミリーがいた。

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佐藤さんと、


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田中さんである。

 

そういえば2019年の干支もいのししやね。

 

古代文明の中に突如現れる現代文明。弥生人もびっくり。

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集落に到着。

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すごい、「もののけ姫」のアシタカが最初に住んでいた村に似てる。

 

物語冒頭にこういうやぐらの上にいたよね。(その後タタリガミに襲われる。with おじいさん)

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やぐらの上からは、集落全体はもちろん遠くの様子まで見渡せる。

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 竪穴式住居。入り口は結構低くて頭をぶつけます。

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中では髪を結ってもらってたりー

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その時代のインテリアがあったりー

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お話ししてたりー

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します(笑)

 

こちらはちょっとお店ちっくな場所。

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蚕の繭から作られた糸や、糸を紡ぐ道具が置かれている。

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糸を紡ぐ様子

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こちらは王のおうち。入り口には門があった。

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ヤッホー王さま

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こちらは煮炊屋。ここで食事が作られて村の人々に運ばれていく。

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心の声「給食センターみたいやな」

 

こちらは集会の館。

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中ではガイドさんが当時の脱穀の様子や糸の紡ぎ方を教えていた。

 

GWなので家族連れがいっぱいで、早々に退散してきたけどね(笑)

 

ここからは村の中でも限られた人だけが入ることができる場所になるため、最初の村より門や塀が厳重。

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門を入ってからも、二重くらいに入り組んで塀が立っており、ちょっとした迷路のようになっていた。一気に攻め込まれないための工夫やね。

 

朝から少し雨がぱらついていたんだけど、ここらへんで雨が本降りに。先を急ぐ。

 

こちらの立派な建物の中では、

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みなさんお集まりで集会がひらかれていた。

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一方その頃、もう1つ上の階では巫女さんがお祈りを捧げていた。

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復元した建物「斎堂」が特別公開されていた。

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斎堂は、祀り(神に祈る儀式)の前に身を清めたり、祀りの道具を保管する場所として使われていた建物だそうな。

 

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こちらの梯子は「きざみ梯子」っていう弥生時代のはしごなんだけど、名前の通り、階段みたいに踏面(ふみづら。上るときに足で踏むところ)が広いわけじゃない。

 

ここを傘をさしながら&ロンスカなので裾を持ちながらのぼるのはちょっとした修行だった(笑)

 

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こちらも教科書でおなじみの高床式住居。(実際に習ったのは高床式倉庫だったけど)

 

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東祭殿。太陽の動きを知るための建物で、季節ごとの祀りが行われていたと考えられているそうだ。

 

こちらは弥生人のお墓。

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まず穴を掘って瓶を埋め、死者を埋葬し、さらに上の瓶をかぶせて埋めていたそうだ。

 

こんなこと言うのはあれだけど、「なんか、チョコエッグのカプセルみたいやな」と思ってしまった。似てる。

 

 

ポコポコとたくさん埋まっている。

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北墳丘墓は王様のお墓。出土して復元された実際の瓶が使われていて、当時の様子が再現されている。

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復元作業の様子や、遺跡の保管方法などの裏話も知ることができ、かなりおもしろい。

 

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こちらは死者を入れる瓶の断面図。実際にはこんな感じで埋まっていたそうだ。

 

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ガラスの床。上に立てる。

 

かなり広い吉野ケ里遺跡だけど、園内にはバスも走っているので比較的まわりやすい。

 

見どころもいっぱいで大人も子供も楽しめる上に、この入場料は素晴らしい(さらに中学生以下は入場無料!太っ腹すぎひん?)

 

ちなみに園内にあるレストランでは、弥生時代の人が食べていたといわれている赤米を食べることができる。

 

玄米や雑穀米が好きなので、注文して食べてみたけど普通においしかった。

 

お漬物とほどよい塩加減で懐かしい気持ちになる美味しさ♪

 

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ちなみにサイズはなかなかに大きい(笑)

 

吉野ケ里歴史公園 webサイト

 

佐賀県ご当地グルメシシリアンライス」が絶品!

 佐賀県ご当地グルメで、私は以前から気になっていたものがあった。「シシリアンライス」である。

 

シシリアンライスとは▼

シシリアンライスは、佐賀市ご当地グルメ。ご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り肉(牛肉が多い)と玉ねぎを乗せ、その上にレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜を盛り付け、仕上げにマヨネーズを網かけした料理である。調理法が簡単なため、佐賀の地元の名物料理として普及が始まったと共に今では家庭料理としても認知が高まり人気が出てきている。

シシリアンライス - Wikipediaより

 

昔ケンミンショーかなんかで見て気になっていたんよね。マヨや牛肉はあまり好きじゃないけど、野菜たっぷりなのがすごくおいしそうで。

 

シシリアンナちゃんというご当地キャラまでいる。

シシリアンナちゃん - 佐賀市はシシリアンライスdeどっとこむ | 佐賀シシリアンライスより

 

ただ、佐賀県内の飲食店ならどこでもやっているわけではないため、たどり着くまでが大変だった。

 

また、GW期間中で休業しているお店もあり、シシリアンライスに巡り合えたのは3件目のお店だった。(1軒目「アリユメ」はGWは休業。2軒目「浪漫座」は改装中。)

 

結局シシリアンライスに出逢えたのが、3軒目「ミール珈屋凪」。

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昔ながらの喫茶店という感じのお店で、店内もレトロですごく落ち着く雰囲気。椅子がソファなのですごくくつろげる。

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さっそくシシリアンライスを注文!

 

待っている間、メニューをめくっていてふと気づいたことがある。

 

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まじか

 

どんなのが来るのかとどきどきしていたら、「ドンっ!」という音とともに(すごい重量感のある音がした)テーブルに置かれたのがこちら。

 

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超大盛り(笑)(スプーンが小さく見えるよぅ)

 

たぶん、普通のチャーハンとかの倍くらいはごはんあるんちゃうかな?

 

赤米おにぎりを食べてしまっていたことを激しく後悔した。

 

ただ、味はほんとめちゃくちゃおいしい。野菜たっぷりなので、お肉やマヨネーズがあってもそれほどしつこくならない。温玉とのコンビネーションもばっちりである。

 

ちなみに写真に写っているのはお茶ではなくコンソメスープ。

 

あまりのおいしさに頑張って完食してしまったけど、その後胃が痛くなったのは言うまでもない。

 

ちなみにさらなるデカ盛りもあるらしく、どれほどのサイズなのか実際に見てはみたい(笑)

 

メニューも結構充実してたよ♪

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ミール珈屋凪 webサイト(はなかったので代わりに食べログのページ)

 

人生3度めの新幹線で福岡へ

 放浪旅に出るまで人生の中で新幹線に乗ったのは1度だけだったのに、この旅の中ですでに新幹線に乗っている。

 

この日でこの旅2回目、人生で計3回目の新幹線である。

 

ちなみにこの旅で最初に新幹線に乗ったときは、ちゃんとトイレの音を確認した。

 

中川家のネタで、新幹線のトイレのモノマネがあるんだけど、ほんとこのまんまだったw)

 

参考▼

youtu.be

 

3回乗れば慣れたもので、もうめちゃくちゃくつろげる。(最初からくつろいでいたというツッコミはいらない)

 

ちなみにどちらも自由席。GWだけど案外ちゃんと座れるのね♪

 

本日のお宿:サイバック博多駅前店

本日のお宿は、サイバック博多駅前店。

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博多駅から徒歩5分かからない距離にあり、バスステーションからも近いので、最終日もここに泊まろうと思う。(後述するけどサービスがいいので)

 

フラットタイプの個室はこんな感じ。

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カギ付きの小物入れがあるので、貴重品を置いときたい派の人も安心(私は持ち歩く派)

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女性専用エリア・パウダールームあり。

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シャワーは320円+税で利用可。

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ドライヤー・綿棒・リンスインシャンプー・ボディソープは自由に使えて、ほかのアメニティもレジ横で購入できる。

 

写真に撮り忘れちゃっけど、ポット・レンジ・ランドリーもあるので、滞在にはぴったりだと思う。

 

そして何よりうれしいのが、ダーツ・カラオケ・ネカフェのブース移動が可能だということ。

 

記事書いたり写真加工したりしてるとあっという間に時間たっちゃうんだけど、「最終日は絶対カラオケしてやるー!」と思った。(24時間パックにしてひきこもってやるw)

 

サイバック博多駅前店 webサイト