京都の街中でホタルが見られる!「哲学の道」へ行ってみた
「ホタルが見たい」
そう思ってカメラ好きの友人を誘ってみたところ、
「ホタルミタコトナイ」
との返答をもらったので、京都の「哲学の道」にホタルを見に行ってきた。
【もくじ】
哲学の道とは
京都府左京区、銀閣寺周辺市にある2kmほどの疏水沿いの小径。
四季折々いろんな風景を楽しむことができる。
哲学者・西田幾太郎をはじめとする偉人が、物思いにふけりながら歩いた道として「哲学の道」と名付けられた。
現代は哲学者のほか、京大の部活生もよくランニングをしている場所である。
アクセス
(写真は帰り道に撮影したので夜になってるけども)
ホタルが見られる時期
ホタルの見頃は6月初旬から中旬。
その年の気温や気候によって時期は多少異なる。
7月頭まで見られるという情報もあるけれど、確実に見たいなら6月初旬から中旬を狙おう。
ホタルが見られる条件
時期になればいつでも必ずホタルが見られるとは限らない。
▼ホタルが飛びやすい条件はこちら
- 曇りの日(あまり明るくない)
- 蒸し暑い日(あたたかい日)
- 風がない日(飛びやすい)
- 夜8時〜9時ごろ
ホタルが光るのはパートナーを探すため。だから、パートナーと出逢いやすいときに飛ぶと考えると、ホタルが飛びやすい日を予想しやすい。
人間は、蒸し暑くてじめっとした日はげんなりしてしまうけど、ホタルはその逆なんやね。
ホタルを探して3千里
も、歩いてはいないけど(笑)
待ち合わせが早すぎたのかまだ日没前だったので、周辺を散策しつつ暗くなるまで時間を潰すことに。
小川沿いの石畳の道は、散歩するだけでも気持ちいい。
シロツメクサが綺麗に咲いていたり。
哲学の道の歴史を読んだりしつつ暗くなるのを待つ。
この日はとても綺麗な夕焼けが見られた。日が暮れるまでもうちょっと。
道行く人とホタル情報交換
そうこうしているうちにあたりはどんどん暗くなってきた。暗くなるまでは時間がかかるのに、一度暗くなりだすと早い。
目を凝らして小川や木の周りを探してみたけど、なかなかホタルは見当たらない。
ホタルを見にくる人は結構多いみたいで、日が暮れるとたくさんの人とすれ違った。
お互いに「ホタルいましたー?」とホタル目撃情報を交換しつつ歩き回る。
人だかりを発見!
小川に沿ってしばらく歩いていると、人だかりを発見!
近づいてみると、
「ほらあそこ!」
「光った!」
という声が聞こえるではないか。
これは…いるな(ニヤリ)
よーく目を凝らすと、ホタルを発見!
チラホラだけれど、たしかに数匹のホタルを確認することができた。
残念ながらスマホのカメラではこれが精一杯だった。
写真中央をよーくご覧ください。
いたー!!!!
この日は途中で雨が降ってきたので、ホタルが飛びにくい条件だったみたい。それほど活発には飛んでいなかった。
けれど、哲学の道は京都の街中にも関わらず、たしかにホタルを見ることができる場所であることがわかった。
初ボタルの感想
友人に初ボタルの感想を聞いてみると、「初ボタルやわー感動したわー」
とのことだった。
なんだかほわーっとした感想だったけど、感動していただけたのならなによりである(笑)
(せっかくやし、ほんとはもうちょっとしっかり飛ぶところを見せたかったんだけどね 笑)
まとめ
京都の街中でホタルを見たいなら、ぜひ哲学の道へ行ってみよう!
ホタルスポットとしては結構有名な場所みたいで、平日の夜にも関わらず結構たくさんの人が来ていたよ。
ホタルには発生する一定の条件があるのか、毎年飛ぶ場所は違うとのこと。
ホタルの周りに人が発生するので(笑)、ホタルを探しつつ人だかりを探すといいよ♪