映画「ニキータ」がなんかいろんな意味ですごかった
私は映画「LEON」が好きなんだけど、なんでもニキータという作品に出演したジャンレノ(LEONの主人公)の演技を見て、監督が「彼が主人公の映画を作りたい!」となったそう。
で、気になっていたというわけである。
ニキータの感想を一言で表すと、「いろんな意味ですごい」
※観た感想そのままなのでネタバレが嫌な人は回れ右してね。
ファーストインパクト「すごい」
ニキータは麻薬中毒の女の子。仲間と麻薬を奪おうとした際に、警官を射殺して逮捕される。
で、彼女、とにかくあばれる(笑)もうめちゃくちゃにあばれる(笑)
奇声あげるわ鉛筆ぶっさすわ大暴れでもうやりたい放題。誰かこいつを止めてくれ状態。
たぶん野生動物ってこんな感じなんやろうな―って思ったりした。人を信じていない野獣。
養成所でもやりたい放題はご健在
裁判で無期懲役になったニキータ。政府によって、秘密工作員(暗殺者)にならないかとの話を持ちかけられる。
断れば殺されるのでしぶしぶ承諾するものの、養成所の中でもやりたい放題。
部屋はスプレーまみれにし、道場に靴で入り、師範の耳をかじり、マウスをプレゼントしたりする(てかそのマウスどこでゲットしてん笑)
それはそれは楽しそう。
最初の野獣っぽさはぬけたものの、トリッキーで危うい感じはご健在。
ただ、特定の人(ボブ。最初に話を持ちかけてきた人)に対しては、気を許してる感じなのもいい。野良猫ちょっとなついてきたかなって感じ。
ニキータは中性的でかっこかわいい
ある日ニキータは、ボブに食事へと連れていかれる。わくわくしてついていくニキータだけど、渡されたのは拳銃。ターゲットを殺してこいとのファーストミッションだった。
この戦闘シーンはかっこいい。筋肉質で細くて中性的なニキータが、ドレスとハイヒールを身に着け、拳銃をぶっぱなす。
なんともアンバランス。でも、最初の野獣みたいな状態からは比べ物にならないくらい美しくなっている。すごく魅力的なのだ。
ミッションの後はトイレの窓から逃げろと言われていたものの、トイレの窓は見事にふさがっていた。
思わず「開いてないんかーーーい」と突っ込みそうになったのは私が関西人だからだろうか(笑)
まあそういうミッションだったんですけども。
展開早くない?笑
ミッションを終えて養成所を出たニキータは、美しい女性暗殺者となっていた。
そして買い物に行ったレジの店員マルコに一目ぼれし、その日のうちにベットイン。そして一緒に暮らし始めて半年がたちました★
え、展開早くない?しかもなにも話さずそのまま半年も一緒にいれんくない?てかマルコ(恋人)包容力ありすぎやろ(笑)とかいろいろつっこみそうになったのは置いといて。
というか、教えられたエレガンス?はどこいってーーーん!!!!!笑
(口を開けば「ヤ◯たい」「ヤ◯たい」と言うようにプログラミングされていらっしゃる。たぶん標準搭載。)
ラスト「え」
葛藤しつつも包容力抜群なマルコにより、愛に生きるニキータ。マルコさん、途中で彼女の仕事に気づきます。でもすべてを包み込むという。
「ありがとう」と泣きながら言うニキータ。そうかいそうかい、暗殺者から抜けて愛に生きるのね、それもまたいいんでないとか思っていたら...。
ニキータ失踪。
マルコとボブが「お互い寂しくなるな」的な話をして終了。
-完-
まてまてまて。あんなに「ありがとう」とか言うて泣いてたやん。寂しくなるなちゃうわ(笑)
てか、マルコと一緒に生きるんじゃなかったんかーーーい!!!
うーん、なんだろう。モヤる。なんというか不完全さと中途半端感がものすごい。
暗殺者として生きるかマルコとの愛に生きるかどっちか選ぶならまだしも、最後失踪て(笑)
でもあれなんかね、「私といると不幸になるから!」的な?「マルコが危ないから!」的な?
うーん、わからん。好きなら悲劇のヒロインになるのはやめて大事にしましょうぜって思ってしまうよわしゃ。真相はわからんけども。
でも途中の戦闘シーンはかっこよかったよ!笑
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ただ、延々と楽しんでしまう「沼」になりがちなのでそこだけ要注意。やることやれなくなります。はい。笑
個人的に海外ドラマの「ウォーキング・デッド」シリーズを観たいんだけど、沼になりそうなので躊躇してる(笑)
絶対面白いやつやん↓