自粛期間にはまったシリーズもの「ハンガー・ゲーム」のお話
引用:プライムビデオより
自粛期間中はいろいろなものに手を出していたんだけど、映画も見まくっていた。
その中で見た「ハンガー・ゲームシリーズ」にドはまりしていたのでご紹介したい。
(ネタバレ満載なので嫌な人は回れ右!)
ハンガーゲームシリーズとは
「ハンガー・ゲーム」は、アメリカの作家スーザン・コリンズの小説を原作とし、2012年から4作にわたり公開された作品だ。
舞台は未来の独裁国家・パネム。そこでは12歳から18歳の男女に最後の一人が残るまで殺し合いをさせるという「ハンガー・ゲーム」が行われていた。
1、2作目では非道なデスゲームであるハンガー・ゲームを、3、4作目では生き残った仲間たちとの国家への反乱と革命が描かれている。
シリーズの順番は?
シリーズものってサブタイトルがついていたりするので、順番が分からなくなりがち。
順番としては、
という順になる。(各作品については後ほどご紹介!)
最初私は、最終章が前後編になっていることを知らず、レジスタンスを観終わったときに「え、ここで終わり!?」となり、調べた結果「まだあるんかい!!!」ってなった。要注意だ。笑
これでラストやと思ってたら…まだあるんかい!笑
— 都@旅人自由人 (@miyakokara) 2020年5月20日
ファイナルが2部構成やったらしい。今日は諦めて寝るw#映画 #旅暮らしは自粛中
やあ、ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(吹替版)を観ているよ。Prime Videoを今すぐチェックする https://t.co/SOaXM13Nxc
シリーズを通しての見どころは?
シリーズを通しての見どころは、主人公・カットニスと仲間の成長、そして激しいアクションや頭脳戦だ。
前編で行われる非道なハンガー・ゲームでは、プレイヤー同士の戦いもあるけれど、ほんと、主催者側のやることがエグイのである。
見ていて何度「ひどいことするやっちゃなーw」と思ったかわからない。いやそりゃ、人の命を無視した非道なデスゲームだということはわかっているのだけど、それにしてもひどいのである。ひどすぎて笑ってしまう(←え)
おもしろいのが、「強いだけでは勝てない」ということ。ハンガー・ゲームは、キャピタルという貴族階級都市に住んでいる市民が観客であり、プレイヤーは観客からのサポートや支援を受けることができる。
つまり、「いかに味方をつけるか」「いかに応援したい振る舞いをするか」が生死を分けるのだ。
また、観客だけでなくステージの地の利や環境を利用することも重要な要素になってくる。一筋縄ではいかないバトル作品なのだ。
後編では、物語の舞台はハンガー・ゲーム自体から国家への反乱と革命へと移る。その中ではいろいろな人間ドラマがあり、ゲームの参加者たちも普通の1人の人間なのだ、と思い知らされる。
ネタバレになっちゃうけど、こういうシリーズものって、シリーズを通して出ていた人が死んでいってしまうのが悲しいね。
各作品をざっくりご紹介
1.ハンガー・ゲーム(2012年)
引用:プライムビデオより
独裁国家パネムの首都キャピタルでは、くじで選ばれた12歳~18歳の男女が殺し合う「ハンガー・ゲーム」が行われていた。
選抜の日、主人公カットニスが暮らす12地区では、妹のプリムが選ばれてしまう。妹の代わりに立候補したカットニスは、一緒に選ばれた青年・ピータと人畜非道なデスゲームへ挑むのだった。
うん、映画好きでここまで読んだ人なら思うところがあるのではないだろうか。「ハリウッド版バトルロワイアルやんけ」と。
私も最初あらすじを読んだときはバトロワっぽいなーと思っていたが、見ていくうちにまったく違う作品だと感じた。貴族や絶対王政など、中世ヨーロッパをイメージさせる世界観なので、また違った楽しみ方ができる。
こういうバトロワものって、ただ強いだけでは勝てず、頭を使って戦うのが面白い。これは実社会でもそうやでなーと思う。
— 都@旅人自由人 (@miyakokara) 2020年5月18日
でも最後のどんでん返しは笑った 笑
日本では評判悪いみたいやけど、私は好き。原作は小説みたいねー#映画 https://t.co/ukzryttZYi
2.ハンガー・ゲーム2(2013年)
引用:プライムビデオより
「ハンガー・ゲーム」でのカットニスの戦いを見ていた人々の間では、絶対王政に対しての反乱の機会をうかがう動きが強くなっていた。
カットニスは反乱分子のタネになると感じていた大統領は、カットニス抹殺のため「特別イベント」を開催することに。それは歴代優勝者同士のハンガーゲームだった。
規模やスケールは前作より大きくなり、仕掛けなどもより一層パワーアップ。「え、そんなことする!?」という仕掛け満載。上でも書いたけど、途中であまりにひどいことするので笑えてきてしまうのは私だけじゃないと思う。ほんと「ひどいやっちゃな」なのである。笑
また、この作品で一気に魅力的な登場人物が増える。かつての優勝者であるフィニック・ビーティー・ジョアンナは、続編でも登場する主要キャラだ。
ちなみに私のイチオシはジョアンナ。エレベータでの脱ぎっぷりや勝ち気で小悪魔な感じがホント好き。
「勝者は一生を保証するって言ってたのにね(的なセリフ。詳細失念)」には「それな!!!」って共感しかなかった。笑
ハンガーゲーム、こんな重たい話やったとは。1度比べて2はドロドロの政府ものやね。
— 都@旅人自由人 (@miyakokara) 2020年5月20日
原作の小説も読んでみよっかな🤔#映画 #旅暮らしは自粛中 https://t.co/hGw5YlBsSp
3.ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス(2014年)
引用:プライムビデオより
特別イベントの会場から救出されたカットニスは、かつてキャピタルによって攻撃され、現在は壊滅状態にあった13地区へとたどり着く。壊滅状態にあると思われていた13地区だが、実は地下で国家反乱への準備を粛々と進めていたのであった。
13地区の首相により反乱軍の象徴とリーダーになってほしいと頼まれるカットニス。1度は断ったものの、故郷の12地区崩壊を見て、国家へと立ち向かう決意をするのであった。
ネタバレになりますが、ここでピータさん攫われます。 んでもって洗脳されます。笑
▼(てか「ピータ 洗脳」ってググったらこんな画像出てきて笑った。)
こちらはピータ愛を叫んでいる「おしゃキミ.com」さんのイラスト。もう的確な表現過ぎて笑いが止まらなかった(←)
こんなん言ったらあれやけど、ハンガー・ゲームってヒーローとヒロインが入れ代わっているよね。だいたいピータがひどい目にあってカットニスが助けに行くという。笑
どんどん頬がこけていく様は、思わず「ピータァァァァァ!!!!!」となること間違いなし。笑
4.ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション(2015年)
引用:プライムビデオより
シリーズ遂に完結!反乱の象徴となったカットニスと反乱軍は、大統領暗殺へと挑む。軍施設に攻め込み足場を固めた後は、ついにキャピタルへと向かうのだが、キャピタルの防衛システムは強固で仲間が次々と犠牲になってしまう。
押しキャラや人気キャラがどんどん死んでいってしまうさまは、思わず涙を誘う。ジョアンナさんは無事だったけど、「フィニックゥゥゥ!!!」となってしまうのは私だけじゃないはず。あんた最愛の人と結婚したばかりやんけー。ううう。
てかカットニスとピータの、「そばにいて」「いつでも」というような、2人だけに通じる言葉ってほんといいねぇ。シリーズ通して出てくる言葉なので、思わずじーんときた。
ハンガーゲーム、こんな重たい話やったとは。1度比べて2はドロドロの政府ものやね。
— 都@旅人自由人 (@miyakokara) 2020年5月20日
原作の小説も読んでみよっかな🤔#映画 #旅暮らしは自粛中 https://t.co/hGw5YlBsSp
ジェニファー・ローレンスが好きならこの作品もおすすめ!
主人公・カットニスを演じたジェニファー・ローレンスは、ハンガー・ゲームシリーズで一躍有名になった。
しかし、彼女が出演している作品にはほかにもおもしろいものがあるので、そちらもぜひ見てみてほしい。
おすすめその1「パッセンジャー」
人類移住のため新たな惑星へと向かう宇宙船内、人々は120年の冬眠状態にあった。しかし予定より90年も早く、ジムとオーロラの2人は目覚めてしまうのであった...。
この状況、もし自分やったらと考えると恐ろしすぎて絶句する。もちろん船内には食べ物もあるし娯楽施設もある。でも、「1人その中で一生を終えると考えたら?」
考えただけでゾッとする。
ジェニファー演じる作家のオーロラは、チャーミングですごく魅力的。泣きながら怒るシーンもすごく素敵。そら怒るわなぁって思うと同時に、そんな怒りをぶつける先もなくてっていう気持ちもすごく分かる。
ジェニファー自体もおもしろくて愛嬌のある人柄らしいけど、彼女の魅力をこれでもかってほど味わえる役柄だ。
しかし、ジムがブチ切れたオーロラにボコボコにされるシーンで「ちょ、あかんて、ジム死ぬて」と思わずつっこんでしまうのはやはり関西人だからだろうか。笑
ラストの選択はこの状況かならハッピーエンドなんやろなと思う。新世界のアダムとイブやね。
おすすめその2「X‐MENシリーズ」
「 一番好きなアクション映画は?」と聞かれたら、昔から私が名前を挙げるのがX-MENシリーズ。
特殊能力を持って生まれた「ミュータント」と呼ばれる人々の物語で、アメコミが原作だ。特殊能力を持ったミュータントは、その能力から恐れられ、弾圧される存在。はたしてミュータントと人間は共存できるのかが作品を通じてのテーマと言える。
ジェニファーが演じるのは、変身能力のあるミュータント「ミスティーク」。青い肌と変幻自在の体をもち、知能や体術にも優れたかっこいい女性だ。X-MENの中で私が一番好きなキャラクターでもある。
普段はかっこいい彼女だけど、思春期には本来の自分の姿に葛藤する一面もあったりと、ミステリアスさ・かっこよさ・女性らしさが織り交ざったとても魅力的なキャラクターだ。
ちなみにミスティーク役はジェニファーのほかにレベッカ・ローミンも演じている。ジェニファー演じるミスティークが登場するのは、2011年の「X-MEN ファーストジェネレーション」以降の作品だ。
おすすめその3「レッド・スパロー」
ジェニファーが演じるのは、元プリム(バレリーナ)の美しい女性スパイ (スパロー)。女性のスパイアクションってだけで十分わくわくするが、予告編を見てその美しさとかわいらしさに引き込まれた。「こ、これは見なければ!」と思った作品。
ただ、想像していた以上に重くて過激でショッキングな内容ではあった。激しいスパイアクションというよりも、どちらに寝返るかわからない国家とのドロドロな関係って感じ。
ただ、やっぱりジェニファーの美しさが際立っているので、気になる方はぜひ。
▼前髪のあるジェニファーって新鮮。
まとめ
外出自粛中はひきこもライフを極めるチャンス!
特に映画や本は話の引き出しも増えるのでぜひいろんな作品を楽しむべし!
ちなみに映画は、プライムビデオにお世話になっているよー。