「自分の責任だと考える」ことと「自分を責めること」の違い
自分の責任だと考えることと、自分を責めることは違う。
だけど、この2つを混同しちゃう人が多い。(過去の自分含め)
今回はこの2つの違いについて。
ちなみに、自分の人生を生きる上で必要なのは、自分の責任だと考えるほう。自分を責めることは必要ないよ♪
「自分の責任だと考える」とは?
ひとことで言うと、「自分の人生を自分で選んで自分で決める」ということだと思う。
人は毎日、いろんな選択をする。
今日のランチはなに食べようか、次の休みはどこに行こうか、明日の飲み会は行こうか行かないでおこうか。
いろーんなことを、毎日自分で決めていく。
だけど意識しないと、人は自分で選択をせず、他のものや人に委ねてしまう。で、その人やもののせいにする。
たとえば、
「AランチよりBランチの方が安いから、AランチではなくBランチを選んだ。あの飲み会さえなければ、Aランチを食べられたのに!」
「海外旅行に行きたいけど、国内旅行の方が安いから旅行は国内にしよう。今の仕事じゃ、海外旅行にはいけないなぁ。」
「Aさんと飲んでも楽しくないんだよなぁ。でも、断るとかわいそうやし。Aさんの酒癖がなおればなぁ」
全部、他のもののせいにしてるのがわかるかな?
「飲み会さえなかったら」「今の仕事じゃなかったら」「Aさんの酒癖が良ければ」
- Bランチ
- 国内旅行
- Aさんとの飲み
全部、選んだのは自分。
ちょっと高いAランチを食べたいなら、他のところを削ってお金を作ればいい。飲み会に行くという選択をしたのは自分自身。
海外旅行に行きたいなら、お金を貯めればいいし、今の仕事でお金が厳しいなら転職すればいい。今の仕事にしがみついているのは自分自身。
一緒に飲んでも楽しくないけど、「かわいそうだから」と結果的に行くことを選んだのは自分。
「自分を責める」とは?
自分を責めるのは、「あのときああしていればよかった!」「こうしていればよかった!」「私のせいだ!」
自分を責めてる間は、原因探しをしてるだけで、一向に前には進まないの。
何か物事が起きたときは、原因より目的や対処法を考えた方が早い。
「うん、自分が悪いのは分かった。ほな、じゃあそこからどうして行きたいん?」って自分に聞く。
やりたいことをやろうと思ったら、自分を責めてる時間なんてないことに気づいた。
自分の責任だと考えることは自分の人生や選択に責任を持つこと。自分を責めることは、囚われて悲劇に酔っているだけ。
「自分が悪いんです」「私のせいなんです。」
一見、潔くてかっこいいように思うこの言葉。たしかに人のせいにしてないのはかっこいいし大切なこと。
だけど、自分を責めるのはほどほどに。そしていつまでもやらないこと。とことん落ち込んだ後は、なるべく早く浮上すべし。
やりたことをやろうと思ったら、人生はすごく短い。
自分を責めてる時間なんてないよ♪