自由人法帳

「縛られず楽しく自由に生きる」がモットー

【お知らせ】虐待サバイバーインタビューの様子がテレビで放送されます

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私が以前受けたNHKの虐待サバイバーインタビューの内容が、1月22日「おはよう日本」午前7時台に放送されます。

 

この記事は、そのお知らせ記事です。

 

もくじ

 

放送内容

内容は、「虐待を生き延びた当事者(虐待サバイバー)」の現状と、講演会を通じて当事者が発信することの意味を伝えるもの。

 

時間は約4分ほどで、映像としては、

  • 私のインタビュー
  • 東京での講演会の様子、
  • 東京の講演会に登壇して体験を話した女性のインタビュー
  • 東京の講演会に参加した人の感想

が流されるとのこと。

 

ただ、時間の関係上入りきらなかった部分が大きく、インターネットニュースでも詳しくまとめてもらえるらしい。

 

ネットニュースの方は、早ければ15日の週、遅ければ22日の週で今回の取材した内容を再編集して伝えていただけるとのこと。

 

こちらも日時がわかり次第追記したい。

 

私が伝えたいこと

虐待サバイバーとして私が発信する中で伝えたいことは、

 

  • 虐待が子供に与える影響は想像以上に大きいということ

 

  • 過去に何があっても、そこから自分で這い上がって自由に生きることはできるということ

 

主にこの2つ。

 

親であろうがなんだろうが、子供を傷つけていい理由にはならない。

 

子供にも人権があり、自由に楽しく生きる権利があるからね。

 

また子供も、親だからとなにもかも許す必要はないし、理不尽な言動に歩み寄る必要はない。

 

ただ、虐待サバイバーと一口に言っても、その考え方や感じ方は様々。

 

虐待サバイバー同士で交流することもあるんだけど、中には「親にわかってもらいたい」「親とわかり合いたい」という気持ちを持っている人や、親に対して激しい怒りを持っている人もいる。

 

私は現在、親に対しての期待や関心自体がない。

 

だから、「許さない」とか「謝ってほしい」とか「死んでほしい」といったような激しい気持ちがない。

 

こういった気持ちになるのは、まだ少なからず親に対しての期待があるから。

 

だけど、それを通り越して関心がなくなってしまうと、もうそんな気持ちすら湧かなくなる。

 

好きの反対は、嫌いではなく無関心。

 

私の場合は、ただ、なによりも「関わりたくない」と強く思う。

 

私も、過去には歩み寄ろうとしたし、わかってほしいとも思ったし、かなり譲歩もした。

 

その結果、多数の病気も抱えたし、分かり合える相手ではないとわかった。

 

だから今、仮にまた近寄ってこられても、正直どう関わったらいいかもわからない。ただただ関わりたくないというのが、今の私の正直な気持ち。

 

だから親のことはもう考えるのをやめているし、私は私の人生を楽しく生きることを第一に考えるようにしている。

 

既存の概念にとらわれることなく、圧倒的に自由に楽しく生きること。

 

これが私の、今の人生の目的。

 

楽しく笑いながら生きる姿。それは、同じ虐待サバイバーが、立ち上がる勇気を持つきっかけにもなるんじゃないかと思う。

 

どんな過去があっても、自分次第で、明るく前向きに生きることはできるということを、私は証明したい。

 

明るい話ではないけれど

親だ子だ以前に、人対人の人間関係だと私は思う。

 

私は、親のことを信用できないし、尊敬できない。だから関わりたくない。

 

決して明るい話ではないけれど、胸の内をぶちまけたし、今回勇気を出して虐待サバイバーとして声をあげた。

 

虐待が子供に与える影響はすごく大きいということと、親子であっても許されることではないということ。

 

そして私含め、そこから必死に這い上がった人や、今まさに這い上がろうともがいている人が、今この瞬間もいるんだということを知ってほしい。

 

22日の放送、よかったら見てみてね♪