【被害者意識から自由に】「私が選んでいる」「私がしたいからしている」という意識
時々、なにかしらと見返りを求めてくる人っているよね。
「せっかくやったったのに!」
「こんなにしてあげたのに!」
「あなたのためを思って!」
というようなことを言う人。(自分も言ってるなと「どきっ」とする人もいるんじゃないかな)
こういう人って、なにかしらすぐ被害者になりたがる。
こう書くと分かりやすいと思う▼
「せっかくしてあげたのに!(受け取らないなんてひどい人だ!)」
「こんなにしてあげたのに!(感謝しないなんてひどい人だ!)」
「あなたのためを思って!(してあげたのに!ひどい人だ!)」
全て、無意識のうちに相手を責めているということがわかると思う。自分は被害者だという認識だから出る言葉。
ちなみに毒親である私の親や親戚、耐えられなくて距離を置いたかつての知り合いにも、これらの言葉をよく使う人がいた。
相手に勝手に期待して、見返りを要求して、叶えられないと失望して被害者になる。
相手にしたらいい迷惑やし、そもそも頼んでもいないこと。
本当は全部、自分がしたくてしたこと。
被害者意識を持つと、周りの人を全て敵とみなしてしまうし、なにより自分自身が苦しくなる。
今回は、そんな被害者意識から自由になるためにはどうしたらいいか?というお話。
もくじ
私が選んでいるという意識
忘れないで欲しいのは、「あなたの選択はあなたが選んでいる」ということ。
子供であれば、人のせいにしてしまうことはあるかもしれない。けれど、大人になってからは、全て自分の選択は自己責任。
誰と遊びに行こうが、誰と付き合おうが、どこの会社に勤めようが、どんな働き方をしようが、全て自分次第。
それなのに、「会社が」「彼が」「親が」と人のせいにする人は本当に多い。
なにをするか、誰と付き合うか、どんな働き方をするか。
「彼が分かってくれない!」と愚痴りながら別れない女性が時々いるけど、その彼と付き合い続けることを選んでいるのはあなただということ。
会社の愚痴を言いながら働いている人がいるけど、その会社にしがみつく選択をしているのはあなただということ。
親の愚痴を言いながら家から出ない人がいるけど、一人暮らしをしないという選択肢をしているのはあなただということ。
全て、私が選んでいるんだという意識を持つことが大切。
この文章を読んだ人は、「でも、こんな理由があるんだもん!」と言いたくなることがあるかもしれない。それなら、「その理由を踏まえたうえで、ではどうすればいいか?」と考えること。
冷たく聞こえてしまうかもしれないけれど、それを考えない限り、いつまでも被害者意識からは逃れられないよ。
私がしたくてしているという意識
人に対する親切や気遣い。
それらも全て、私がしたくてしていること。
私は、人を喜ばせるのも笑わせるのも好きで、差し入れやお土産を渡すこともある。
人の喜ぶ顔が好きな、ハッピー野郎な部分がある。
参照▼
だけど、それは私がしたくてしていること。
だからたとえば、私があげたものを相手が使うとか使わないとか、その後どうしたとか、そういったことは私の関与することではないと思っている。
時々、人にあげたものをその人が使っていないと「せっかくあげたのに!」と怒る人がいるけれど、それって気持ちの押し付けだと思う。
「あげたい」と思ったのは私で、それをどう扱うか、どう使うかは相手が選ぶことだからね。
あくまで、「私がしたいから」したことであって、その後の相手の行動を決めるのは相手の選択。
こういう風に考える癖をつければ、「せっかくしてあげたのに!」という発言は出てこないよ。
被害者意識から自由になろう
被害者意識からは、一刻も早く自由になろう。
でないと自分で自分のことを苦しめてしまうし、勝手に周囲の人を敵にしてしまう。
ポイントは、
・私が選んでいる
・私がしたいからしている
という意識。
勝手に被害者になって、自ら人生を苦しいものにしてしまうなんてもったいないよ。
「私ばっかり」と思ったときは、1度冷静に自分に向き合ってみて♪
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