サンタと同レベルでクリスマスの代表キャラなのに超ひねくれもの!?ひねくれた緑のおっさん「グリンチ」のお話
簡単なあらすじ
グリンチは村一番のひねくれ者。誰にも会わず、村はずれの洞窟で愛犬マックスと生活していた。
そんなグリンチが1番嫌いなものはクリスマス。他人が幸せでいるのが許せなくて、毎年憂鬱な気分になる。今年のクリスマスはひときわ豪華なものだそうで、もう我慢できないと村のクリスマスを盗む計画を企てるのであった。
緑のがグリンチでわんこが愛犬マックス。わんことトナカイがかわいいお話。笑
この映画でわかること
子供の頃のトラウマはその後の人生に大きな影を落とす
観始めたとき、「こういうひねくれたおっさんおるよなー」と思ったし、グリンチが好きになれなかった。過去、こういったおっさんに八つ当たりされたこともあるからだ(ほんとたまったもんじゃない 汗)
ただその原因を知って、私は少しグリンチに共感してしまった。それは「クリスマスが嫌いだ」というシーン。
彼には家族も友人もおらず、クリスマスはいつも1人ぼっちだった。1人と独りは違うとどこかで聞いたことがあるけれど、彼は文字通り「独りぼっち」の幼少期を過ごしていたのだった。
私自身家庭環境に恵まれなかったので、彼のこの「得も言われぬ寂しさ」というのは痛いほどよく分かる。そして子供のころのトラウマは、その後の人生に長い間影を落とす。
私も長年苦しんできたし、だいぶ克服してきたとは言っても、今なお精神的に弱っているときは、不安や寂しさに飲み込まれそうになることがある。
子供のころのトラウマは、その後の人生に大きな影を落としてしまうことは事実だ。
が、自分次第で今この瞬間から未来は変えられる
ただ、その後の人生は自分次第で変えていくことができる。
グリンチの人生を変えたのは、ほかの誰でもなく彼自身だ。原因はなんであっても、自分のやってしまったことと素直に向き合い、反省し、謝罪し、人のために尽くした。
過去に起きた出来事は変えられない。どれだけクリスマスを憎んでも、村人たちにいじわるをしても、寂しかった幼少期のクリスマスを変えることはできないし、人の幸せを壊したところで自分が幸せになるわけじゃない。
でも、今後のクリスマスをどう過ごすかは自分自身で選ぶことができる。自分の行いを反省して素直に謝罪したからこそ、小さな女の子もグリンチをクリスマスパーティーに招待しようと思ったのだ。
過去に起きたことは変えられないけれど、自分の行い1つで未来は変えられる。
彼には発明の才能もあるので、今後はその才能を活かしつつ村人たちと旅行な関係を築いていくんじゃないかなと想像して温かい気持ちになった。
グリンチのトリビア
緑のひねくれものは、実はサンタと同等レベルのクリマス代表⁉︎
日本ではあまり馴染みのないグリンチだけど、実はアメリカではサンタクロースと同等レベルのクリスマス代表キャラらしい!
グリンチ(英: Grinch)は、1957年にドクター・スースが発表したアメリカの児童向け絵本『いじわるグリンチのクリスマス』の主人公の名前。 この絵本は嫌われ者の醜い緑色の怪物グリンチが、大嫌いなクリスマスの奇跡を通して改心する物語で、アメリカではサンタクロースに並んで“クリスマスの代名詞”とされる国民的キャラクターとされる。 グリンチ - Wikipedia
サンタと同等って...すごいなグリンチのおっちゃん!笑
クリスマスカラーって赤と緑で、ずっとサンタとツリーの色だと思ってたけど、もしやサンタとグリンチの色なのか!?笑
原作は絵本!
そりゃ、そんなに昔からのお話なら、サンタクロースと同レベルのクリスマス代表キャラになるよね。
...ただ申し訳ないけど、このグリンチはあまりかわいいと思えない。笑
実写化もしてた!
きれいなCGアニメとして描かれているグリンチだが、実は過去に実写化されていることをご存じだろうか?
実は映画化されたのは実写映画のほうが先で、今から20年以上前の2000年に放映されている。それが上の写真のグリンチだ。
なんだろう、若干マスク感があるような...笑 このグリンチだったら、もしかしたら許されないかもしれない(笑)かわいさって大切だね!(笑)
こちらもプライムビデオにあるので(有料だが)気になる方はぜひチェックしてみてちょ。
まとめ
クリスマス恐怖症、実は共感できる人は多いのではないだろうか。
特に子供のころの記憶は自我が作られる段階の記憶なので、辛い経験をしているとその後の人生に暗い影を落としてしまうことも少なくない。
ただ、過去は変えられないが未来は自分で作っていくことができる。自分の人生の作り方を知りたい人は、ぜひグリンチを見てみてほしい。