【祝・治験デビュー!】治験って実際どんな感じ?危険性は?もらえるお金ってどれくらい?治験の感想とやりかたまとめ
この度治験デビューをしてきやした。
昨日今日と無事治験デビューを果たした私ですが、本日は治験の合間に献血をかましてこようかと 笑
— 都@巣篭もり中 (@miyakokara) 2020年7月30日
治験×献血のコンボ🤣🤣🤣
「女は子供を産めー!」とか、「一生懸命働けー!」という人もおるけど、こんな社会貢献の仕方もありじゃない?🥳#自由な生き方
※治験と献血は併用できないことを知り、泣く泣く断念しやした。
治験というと、高額なお金をいただける反面、都市伝説のように怖いお話もあったりなかったりラジバンダリなので、気になっている人も多いんでないかと思う。
最初にざっくり感想を言っちゃうと、ちゃんと選べば危なくないし、社会貢献できて、割のいいお金稼ぎになるよ!ということ。
なぜ治験をしようと思ったのか
まず、なぜ治験をしようと思ったのか。
- 以前から気になっていて好奇心に負けた
- 短期間でのお金稼ぎがしたかった
経験はなくても「治験」という言葉を聞いたことがある人は多いと思う。私もそのひとりで、以前から言葉自体は知っていた。
ライフワークとして献血はしていたので、いつか治験もやってやるとひそかに野望を持っていた(笑)
周囲に経験者もおらず、このままでは一生治験のことを知らないままだったので、「知りたい」という好奇心が私をファーストペンギンへと進化させた。
バンライフで各地を回る予定があったんだが、以前のパートナーとお別れしたりコロナで足止めをくらったりで、心身共にまいっていた。次の場所に飛び立とうにも、コロナでパンデミック化しつつある中移動すべきかも迷っていた。
で、インターネットでちょこっとお金を稼ぎつつ短期間でできるお金稼ぎを探した結果、治験が選択肢の1つにあったというわけである。
治験の流れ(書ける範囲で)
治験には一応「内容を人に言っちゃいけませんよ★」というルールがあるので、詳細は書けない。
なので、書ける範囲で一連の流れを書かせていただくことにする。
▼流れとしてはこんな感じ
- 治験に応募する
- 事前連絡が入る
- 最終確認の連絡が入る
- 治験に参加
- 協力費をいただく
まず、希望の治験に応募する。そのサイトにもよるけど、担当の方から連絡が来て、いくつかの質もを受ける(アレルギーの有無や既往歴など)
問題がないと判断されたら予約状態になり、治験の日まで待つ。これは私の応募したサイトだけかもしれないが、前日に最終確認の連絡が入った。これに返信をすることで、正式に翌日の治験への参加申し込みとなった。
無事治験デビューが決まりやした\( 'ω')/(連絡きた) https://t.co/nfiS9KVhRq
— 都@巣篭もり中 (@miyakokara) 2020年7月16日
当日、治験に参加する。詳しい場所などは事前にメールで知らされていた。私は今回2日間の治験だったので、2日同じ場所に通って治験を受け、2日目に負担軽減費というお金をいただいた。
治験はボランティアという名目で行っているので、もらうお金は「報酬」ではなく「負担軽減費」という扱いになる。
また、不安を感じた場合はいつでも中止することができるので、どうしてもいやだとか怖いと感じた場合は途中でやめてもいいよ。ムリダメ絶対。
治験の途中で、参加をやめることはできますか?Aいつでもやめることができます。ただし、治験薬を服用した後にやめる場合は、安全を確認する必要があるので、担当医師の指示に従ってください。
お金ってどれくらいもらえるの?
私の場合は、軽い2日間の通院タイプだったので、1諭吉に満たないくらい。
その治験によっても様々で、入院タイプのほうがもらえる金額は多くなる。
▼目安としてはこちらが参考になるかと
負担軽減費の目安
通院タイプ 1通院 7,000~10,000円
入院タイプ 1泊 20,000~30,000円
危なくないの?
治験というと、副作用の危険性が心配な人も多いと思う。
だが、厳密に言うとどんな薬にも副作用は存在する。
風邪薬で眠くなるのも副作用やしね。
そして治験薬として使われるのは、事前に生体への安全が確認されて問題がないとされているのもののみで、治験自体も国の基準に沿って行われる。万全の対策の下実施されるので、万が一何かあったときも、その後の治療なども全部負担してくれる。
それに、そんなに危険なものを体に投与したとあれば大問題になるはずやしね(笑)(カイジみたいなのは考えなくて良いよw)
ただ、どんな薬でも合う合わないはあるし、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう場合もある。
医療ミスが起こる確率もゼロとは言えない。どんな物事にも「絶対」はないので、「どうしても心配だ!」という人はそもそも受けないほうがいいと思うよ(笑)
ここが不満
サクッと終わった治験だが、実際に体験してみていくつかの気になる点があったので、まとめさせていただく。
治験と治験の間を一定期間開けないといけない
治験は結構サクッと終わる。今回私が行ったのが通院タイプだったというのもあるけれど、ほんとにサクッと終わった。
で、時間の制約も少ないし、すぐ次の治験を受けたい!という人は多いと思う。
だが残念なことに、治験と治験との間は一定期間開けないといけないルールがある。その治験にもよるが、だいたい3~4か月というのが相場だ。これって結構長いよねぃ。
連続で参加は可能ですか?A:いいえ。治験には休薬期間というのが設けられております。 休薬期間とは治験への参加を控えるべき期間です。
治験には、身体に負担をかける多くの要素(投薬、採血、各種検査など)があります。それらの影響が十分回復するのに必要と設けられている期間を休薬期間と呼びます。(前治験の最終投薬日から、次治験の初回投薬日を基準に計算します)
休薬期間は治験の種類にもよりますが、3~4ヶ月間のものがほとんどです。(他施設から移動された方は、4ヶ月間あけていただいています)
女性の治験少なすぎ問題
治験の案件を調べていて思った。「女性の案件少なすぎじゃない?(笑)」
特に入院案件はほとんどが男性。女性の案件もちらほらあったが、何歳以上とか特定の疾患のものばかりで、私が該当するものはなかった。
せっかく今あんまり動けない期間なので「いっちょ入院してくるかー\(^o^)/」と社会に貢献する気満々だったのだが残念(笑)
案件一覧ではたくさんあるのに。。。
ほら!ゼーロー♪
人として扱わないやつがいる(笑)
特に高齢の男性医師な!!!
女性のスタッフさんは丁寧に扱ってくれる人も多かった。「○○さんですか?」「こちらへどうぞ」と案内され、ベッドに寝て治験を受けたんだけど、次に何をするかを言ってくれるので、私もそのたび「はーい」とか「おねがいしまーす」と返事をしていた。
だが男性医師!ズカズカズカと誰か入ってきたなーと思ったらいきなり触られたので一瞬飛び上がった(笑)
びびるわ!!!せめて声掛けくらいせんかい!!!(笑)
あなたからしたら実験対象かもしれんけど、それ以前にこっちは人間じゃーい!!!(笑)
まぁ、まわりの女性スタッフへの対応とか見てて言わずもがなだったけどねぃ。。。
いばりくさって人をぞんざいに扱うの、かっこわるいよ?
治験ってどこで探せばいいの?
治験のサイトは結構たくさんある。情報収集し、私が最終的に登録して使っているのは以下の4サイトだ。
複数のサイトに登録しておけば、希望に合った条件のものを見つけやすいので、いくつかのサイトに登録しておくことをおすすめする。
まとめ
会場に行ってみて思ったのは、治験を受けているほかの参加者の方も結構普通の人ばかりだった(主婦っぽい人や若いおねーさんも多かった)
治験=危ない
とお思いの方は、1度体験してみてはいかがだろうか。
▼さらに詳しく知りたい方は、職業を治験としてらっしゃる方のこんな本もあるよ。
普通に面白そうなので、私も読んでみようと思ってる(図書館にあったので早速予約した)