自由人法帳

「縛られず楽しく自由に生きる」がモットー

人を「支える」ことはできても人を「救う」ことはできないよ

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あなたには「助けたい」「救いたい」と思う人がいますか?

 

たとえば心の病気を持っているであったり、アルコールやギャンブルなどの依存症でやめられないであったり、借金や浮気を繰り返してしまうであったり。

 

それが家族や恋人友達など、自分にとって近い人や大切な人であればあるほど、この「助けたい」「救いたい」という気持ちは大きくなってしまうことでしょう。

 

でもね、はっきり言います。人を救うことはできません。

 

できないんだよ〜(・ω・)ノ

 

その人を救えるのはその人だけ

自分と未来は変えられるけど、過去と他人は変えられない 。

 

これは私が、今までの経験から日々肝に命じていることです。(今でも時々やらかしそうになるけどね)

 

私はAC(アダルトチルドレン)で、「私がなんとかしないと」「私が我慢すれば」という無駄に自己犠牲的なところがあります。

 

結果、これまで何度もいろんなものを背負いこんでぶっ潰れてきています。

 

今はだいぶコントロールできるようになってきたとはいえ、それでもこの「クセ」はなかなか無くなりません。今後も付き合っていかないといけないものです。困った困った。

 

別にACじゃなくとも、「私がこの人をなんとかしなければ」「私がこの人を救わなければ」そう思っているそこのあなた。

 

気づいてー!それは共依存です。
そしてそれは「自己満足」であり「自己犠牲」なんだよー!

 

「救おう」とすると、あなたまで飲み込まれてしまいます。だからどうか「救おう」とは思わないでほしい。(これ本当に大事よっ!(゚Д゚))


「救う」ではなく「支える」

人を救うことはできないと書きました。

 

ただし、その人が本気で「変わろう」とするのなら、それをそばで「支える」ことはできます。

 

変われるかどうかは本人次第です。

 

イメージとしては、溺れている人を助けようと飛び込むんじゃなくて、岸から浮き輪を投げたり棒を渡す感じ。

 

溺れている人は自分のことだけで手一杯。余裕がありません。だからそこに飛び込めば、確実にあなたは道連れにされます。

 

私は道連れにしかけたことも、道連れにされそうになったことも、どちらも経験しています。

 

自分の安全を確保しながら大切な人を「支える」。自分の人生・生活をしっかりと生きて、その上で「支える」。

 

まず、自分が幸せにならなきゃいけない。自分で自分を幸せにしないといけない。それは権利であり自分への義務です。

 

大切な人を「助けたい」「救いたい」と苦しんでいるあなたに、心から人のことを思えるあなたに、どうか気づいてほしいと思います。

 

 まず、あなたが幸せになること、それが第一優先です。それは全く狡いことでも、卑怯なことでもないんだよ。

 

同じように苦しむ人が減りますように♪

 

 

「依存」じゃなく、「支えあう」関係を築けるようになりたい♪