自由人法帳

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依存されがちな人は、他者の領域に踏み込んでいる

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  • いつも人に依存される。
  • 気がつけば損な役割ばかり担っている気がする。

 

これはそんな人に読んでほしい記事。

 

自分の領域と他者の領域

物事には自分の領域と他者の領域がある。

 

自分は自分自身、それ以外は全て他者

 

家族であっても、恋人であっても、友達であっても、他者は他者。

 

これ、一見冷たく聞こえるかもしれない。特に、人のことを大切に思う人は余計に。

 

ただ、考え方の前提条件として、まず頭にこれをきちんと入れてこの先を読んでほしい。

 

依存されがちな人は人の問題を代わりに「解決しよう」としてしまう

「いつも依存されてしまう」というのは、相手に「あなたなら自分の問題を解決してくれると思われている」ということ。

 

たとえば、最近失恋した友達がいるとして、その友達が、「この気持ちをなんとかしたい」と思うとする。

 

で、その友達が、あなたに相談してくるとする。

 

ここで言う友達の問題とは、「話を聞いてほしい」ということ。

 

※ここで言う「問題」とは、「誰が悪い」という意味ではなくて、「悩みの持ち主は誰か?」という考え方ね。

 

「話を聞いてほしい」と思っているのは友達自身。だからそれが友達の問題。

 

もちろん、あなたに余力があって、あなたがその友達の話を「聞いてあげたい」と思うなら、聞いてあげたらいい。

 

でも、「聞いてあげなくちゃ」と「〇〇してあげなくちゃ」という義務感が強いなら、あなたとその友達は、依存関係に陥っている。

 

「私が救ってあげなくちゃ」「解決してあげなくちゃ」と思ってしまっているということね。

 

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最終的な決断はその人がすること

よく、

「友達なのにほっとくなんてできない!」

「無責任だ!」

「冷たい!」

という人がいるけれど、どんな問題も、最終的にどうするかはその人自身が決めること。

 

家族であっても、友達であっても、恋人であっても。

 

それを「私が解決してあげなくちゃ」と他者の問題まで抱え込んでしまうのは、他者の領域に踏み込んでしまっているよ。

 

他者の問題は他者に返し、あなたはあなたの問題を解決しよう

他者の問題をなぜ解決してはいけないか。

 

それは、その人が自分の力で立てなくなるから。自分で立つ力を、奪ってしまうのね。

 

そして、抱え込んだ方も潰れてしまうから(経験者は語る)

 

キャパシティ(その人の容量)は人によって違うし、

「これくらいなら大丈夫!」

「力になりたい!」

と思う人もいると思う。

 

だからそれは、自分の采配で決めたらいいよ♪(これも私が、この記事を読んだ人に、問題を返しているね♪)

 

ただ、いつも依存されがちなら、「他者の領域に踏み込んでいないか?」って考えてみて。

 

他者の問題は他者に返して、あなたはあなたの問題を解決すること、あなたの人生を生きることに集中しよう。

 

そうすれば依存されることはなくなるよ。