勉強する理由は、「学ぶ楽しさを知るため」と「自己解決力を身につけるため」
子供が大人によく聞く、「なんで勉強しなきゃいけないの?」という質問。
この質問に対する答えが、最近になって分かった気がするのでまとめてみた。
勉強する理由、それは「学ぶ楽しさを知るため」と「自己解決力を身につけるため」だと私は思う。
勉強嫌いになる理由は、学ぶ楽しさを知らないから
子供のころ、私はあまり「勉強しなさい」と言われたことがない。
なぜかというと、勝手に勉強する子供だったから(嫌味ではなく)
子供のころから好奇心が旺盛で、「自分の知らないことを知ること」が大好きだったの。
だから興味がわいたことは勝手に勉強する。数学とかの問題を解くのが好きだった理由は、パズルみたいで楽しかったから。本を読むのが好きだったのは、自分の知らないことが知れて楽しいから。
ハマると熱中してしまうので、辞書で気になった言葉を引く、その横の言葉に気を取られる、さらにその言葉に...と気が付けば夜だったということもある(暗くて文字が読みにくくて気づいた)
テストの点数は得点みたいなものと捉えていたので、ある意味カラオケの得点と私の中では変わりなかった。(先生に言ったらしばかれること間違いなし★)
ある意味かなり不真面目な理由である。(理解されないだろうと思っていたので、ここに書いたことをリアルで言ったことはない)
だからたとえば、拘束されて無理に勉強させられるのは大の苦手。子供のころから一度も塾へは行ったことがないし、たぶん行かされていたとしたら大の勉強嫌いになっていたと思う。
よく、勉強嫌いな子を塾に入れようとする人がいるけれど、これは間違えると余計に勉強嫌いを助長させるだけだと思う。
勉強しない子を勉強させたいなら、学ぶ楽しさを教えるのが手っ取り早い。
学ぶ楽しさを知ると勝手に勉強するようになる
人間、しんどいことは続かない。
勉強嫌いな人は、勉強すること=苦痛なこと、と捉えている。
逆に、楽しいことって、人は強制されなくても勝手にするもの。
生きていくうえで、「自分で勉強する力」はすごく役に立つ。それを身に着けるためには、学ぶ楽しさを知ってしまうのが一番早い。
学ぶ楽しさを知ってしまえば、あとは誰から言われなくても自主的に勉強するようになる。
勉強する癖がつくと自己解決力が身につく
勉強する癖が身につくと、同時に自己解決力が身につく。
自己解決力は、生きていくうえで欠かせないもの。分からないことを自分で調べたり、「どうすればよいか?」を考えられるようになる。自発的な行動が起こせるのも、この自己解決力があるからこそ。
自己解決力がなければ、「誰かがやってくれるだろう」と人をあてにするようになるし、受け身の姿勢になる。他力本願の姿勢だと、自分の人生を自分で生きることはできない。ずっと周りに振り回され続けることになる。
※ただ、別にそれが悪いことってわけではなくて、たとえば社会に順応するのが得意な人なら、こちらを選んだほうがラクに生きられる場合もある。
自己解決力がないと自分の頭で考えることができない
上でも書いてしまったけれど、自己解決力がないと、「自分の頭で考える」ということをしなくなる。
しなくなる、というよりもできなくなるのだ。
よく言われる、思考停止の状態になる。
「そんなものだ」と何に対しても諦めたり受け入れてしまう姿勢。ある意味大人になると必要なスキルだけれど、これをし続けていくと、自分の望む世界や現実は手に入らなくなる。
自分の思い通りに生きたいと思うなら、自己解決力は身に着けたほうがいい。
まとめ 子供からの「なんで勉強しなきゃいけないの?」の質問への答えにどうぞ(笑)
私はいつもどうでもよいことが、ふっと頭をよぎる癖がある。
その中でも、この「なんで勉強しなきゃいけないの?」に対する答えは、お子さんのいるお父さんお母さんに役立ててもらえるんじゃないかと思ったので記事としてまとめてみた。
子供が「なんで勉強しなきゃいけないの?」と聞いてきたら、学ぶ楽しさを知るためと、自分で解決する力を身につけるためだよと教えてあげてね(笑)