環境にもお財布にもお肌にも優しい洗剤なし生活
自粛期間中に始めた洗剤を使わない生活。この方法、環境にもお財布にもお肌にも優しい方法なので、ミニマルな生活をお望みの方はぜひ試してみてほしい。
洗剤を使わない生活は環境にやさしい
今ではどこの家庭でも当たり前のように使われるようになった合成洗剤だけど、日本の一般家庭で広く使われるようになったのは、1960年の高度経済成長以降だと言われている。
世界的に見ても、それまでは一部の上流階級でしか使われていなかった合成洗剤が、高度経済成長以降一気に一般家庭で使われるようになり、社会全体で深刻な環境問題になった。
今では当たり前のように多くの家庭で使われている合成洗剤だけど、実はまだ100年もたっていない歴史の浅いものなのだ。
ということは、それ以前の人は洗剤無しで生活をしていたということになる。実際に試してみて思ったけど、洗剤がなくても普通に生活はできるし、少し工夫をすれば汚れやニオイはちゃんと落ちる。
その後技術は発達して「環境にやさしい洗剤」も発明されるようになったけど、なにも使わないで済むのであれば、そのほうが環境には優しいと思う(笑)
洗剤を使わない生活はお財布に優しい
何種類の洗剤を使っているかは人によると思うけど、
- キッチン用洗剤
- トイレ用洗剤
- お風呂用洗剤
- 洗濯用洗剤
- 掃除用洗剤
など、場所ごと・用途ごとにいろいろな洗剤を使い分けているご家庭も多い。
キッチン用と一言に言っても、食器用・塩素系・酸素系など何種類もあることを考えると、ほんとモノも増えてしまうしそれだけでお金がかかってしまう。
さらに、体用にシャンプーやリンス、ボディソープにハンドソープに洗顔フォームになどと考えると、ほんと、生活するだけでどれだけのモノとお金が必要になるだろうか。
例として、キッチン用洗剤・トイレ用洗剤・お風呂用洗剤・洗濯用洗剤・掃除用洗剤に各2種類ずつ計10種類の洗剤+シャンプー・リンス・ボディソープ・ハンドソープ・洗顔フォームの5種類を加えたとすると、それだけで系15種類もの洗剤が必要だということになる。
仮に各200円ずつかかるとすると、洗剤代だけで3000円もかかってしまう。2か月に1度購入するとして、年間18000円。
い、いちまんはっせんえんって、、、他にももっといろんなことに使えるよね(;´Д`)
市販のシャンプーは500円から1000円以上するものも多いので、実際にはもっとたくさんのお金を使っていると考えられる。
洗剤代だけでどれくらいかかっているのかと考えてみるとコワい(汗)
洗剤を使わない生活は、それだけですごい節約になるよ。
洗剤を使わない生活はお肌に優しい
皮膚科の先生曰く、皮膚疾患には洗いすぎが原因で起きるものも多いそうだ。
私も肌が弱く、昔から肌荒れやニキビ、かゆみなどにも悩まされてきた。
私自身が経験した洗いすぎによる弊害でいえば、食器洗剤による手湿疹がある。食器用洗剤をよく使っていた頃は、しょっちゅう手が乾燥してカサカサになり、かゆくてたまらなかった。皮膚科に行ってみたところ主婦湿疹(手湿疹)と呼ばれるもので、食器用洗剤をやめてみたところ治った。
食器用洗剤には「いかに汚れを落とせるか」を売り出しているものが多いけど、逆に言えばそれは肌の負担にもなるということ。
もし今あなたが皮膚トラブルを抱えていて、原因として洗いすぎが考えられる場合は、一度洗剤類を使うのをやめてみてもいいかもしれない。
まとめ
- 洗剤を使わない生活は、環境にもお財布にもお肌にも優しい
今では当たり前のように使われている洗剤だが、実はその歴史はまだ100年にも満たない。いきなりゼロにするのは難しいかもしれないけれど、洗剤を使わない生活はいろいろな面でメリットが大きいよ。