1日1食のメリットが控えめに言って凄すぎる
自粛期間中に、1日1食に挑戦することにした。節約やダイエットにもなるのはもちろん、想像以上にメリットが大きかったからだ。
1日3食しっかり食べるのが健康のためだと言われてきた人は多いと思う。私も頑張って3食食べていた時期があった。
けどその時は常に体がだるくてしんどかった。1日1食にするようになってから、体は軽いし眠くならんしといいことづくめである。(お菓子やアイスもらったりしたら食べてるけどw)
1日1食をはじめれば、もはや1日3食にもどるメリットがないかもしれない。それくらい1日1食のメリットは大きかった。
胃腸の調子が良くなる
まず最初に、腸の調子がよくなる(おやじギャグみたいやな笑)
食べたものが消化吸収され排泄されるまでにはだいたい24時間かかるので、1日3食食べていると、胃腸は休む暇がない。常に動いている状態だ。
特に消化にかかる時間は、胃の中で約3~5時間、小腸の中で約5~8時間、胃に食べ物が入り、肛門から排泄されるまで約40時間かかると言われています。 また食べ物によっては、果物は約40分、野菜は約2時間、ご飯などの炭水化物は約8時間、お肉は約12~24時間かかります。
また、1日3食を消化吸収するのに、フルマラソンを走るくらいのエネルギーがいるとも言われている。
ずーーーっとフルマラソンって、考えただけでエグいよね(汗)
消化吸収は、想像している以上に体にとっては重労働なのだ。そりゃ食べた後に眠くもなるというもの。
ダイエット効果
あたりまえだが、単純計算で1日3回だったものが1回になれば摂取カロリーが減る。
ダイエット論はいろんなものがあるから、何が正しいのかわからなくなる人も多いと思う。やれ何がいいとか、やれ何時に食べるなーとか、次から次へと色んな方法が出てくる。
私も「結局どれが正しいんじゃ⁉」ってなった(笑)
でも本当はもっとシンプルに考えていい。太る原因は、シンプルに「食べ過ぎ」だ。
特殊な場合を除いて(病気とか薬とかよっぽど運動不足とか)食べ過ぎるから太るのであって、食べ過ぎなければ太ることはない。
1日1食にすれば単純計算で摂取カロリーが1/3になるので、太る理由が無くなる。ちょっと食べ過ぎてしまったとしても太る心配がない。
お金の節約になる
こちらも、単純計算で食費が1/3になるわけだから、節約効果が高い。
仮に、朝食200円・昼食500円使っていたとすれば、 1日700円が浮くことになる。1日700円浮いたとしたら、1か月で21000円、1年でなんと252000円!
冷静に考えるとすごいよね(笑)
旅先でご飯を食べるにしても、朝・昼のお金を夕食に回せば、夜に多少高いものだって食べることができる。
「節約しなきゃ」って考えずとも節約になり、その上ちょっといいものを食べられるとなると満足感は高い。
時間の節約になる
こちらも単純計算で食事にかかる時間が1/3になる。食べるのがどれだけ早い人であっても、食事には10分はかかる。
食事にかかる時間は食べる時間だけじゃない。用意する時間や後片付けする時間も入れると、かなりの時間短縮になる。
朝は焦らずゆっくり準備できるし、昼は慌ててご飯をかきこまなくていい。
私は慌てて食べておなか痛くなったりもしたので、慌てて食べておなか痛の恐怖と闘わなくていいとか最高だ。
短眠になる
上でも書いた通り、消化は重労働だ。そのため、食べる回数が多ければその分睡眠時間が必要だとも言われている。
睡眠時間には個人差があるが、だいたい1食当たり3時間の睡眠時間が必要だと言われていて、2食だと6時間、3食だと9時間の睡眠時間が必要になる計算だ。
私も、食事回数を減らしたところ朝すっきり起きられるようになった。うっかり食べ過ぎた時などは、朝起きるのがつらい(というか眠くて起きれない(笑))
眠気がなくなり集中力が爆上がりする
これはめちゃくちゃ実感した。
私は食べると眠くなってしまうことが多かった。仕事をしていた際(勤めていた頃)は、いかに午後から眠くならないようにするかいろいろと研究していたものだ。
1日1食にしてからは、基本的には夜しか食べない。日中は、水や紅茶を飲むだけのことが多いんだけど、眠くなることなく集中力が途切れずに作業ができる。
常に頭がすっきりしている。
体が軽く、疲労感が取れる
寝ても疲れが取れないとか、なんだか体がだるくて重いとか、それは食べ過ぎが原因かもしれない。
何度も書いているが、消化は重労働だ。たくさん食べれば、エネルギーは消化吸収や食べ過ぎによる胃のダメージを修復することに使われてしまう。
特に寝ている間に胃の中に食べ物があると、体は十分に休むことができない。
消化吸収に使われるエネルギーが少なければ、エネルギーを体の修復に使うことができる。だるさや疲れが取れないという人は、食事の回数を減らしてみてはいかがだろうか。
若返り効果も⁉
空腹状態では、サーチュイン遺伝子が活性化される。サーチュイン遺伝子は、別名「長寿遺伝子」や「長生き遺伝子」と呼ばれ、活性化させることで体を若々しく保つことができるそうだ。
著名人や芸能人にも1日1食派の人は多く、タモリ・ビートたけし・福山雅治・水谷豊・ジャパネットたかた社長・ピンクレディーmie・京本政樹・Gact・内村航平・南雲医師etc
若々しくて元気な人ばかりだ。オバマ元大統領も、超小食の1日1食らしい。
1日1食にするだけで若々しく元気でいられるってすごいよね。サーチュイン遺伝子おそるべし。
ちなみに1日1食を実践されている南雲医師いわく、満腹状態で活性化される因子は何一つないらしい
南雲 私はあらゆる若返りの医学的効果を検証してきましたが、満腹の時に活性化される因子は何一つありません。
逆にお腹がグーと鳴る時こそ、若返りホルモンである成長ホルモンが肌や消化管を若返らせるのです。また、「サーチュイン遺伝子」と呼ばれる遺伝子は、空腹によって活性化し、人間の体内に存在している傷ついた細胞を修復してくれる。これにより、がんや脳卒中、心臓病の予防にもなります。
つくづく人間は、飢餓に強く飽食に弱い動物だということがよくわかる。
まとめ
節約になって健康になって若返えって集中力も上がるとか、はっきり言って良いことづくめだ(笑)
空腹の効果はDaiGoも言ってるしね。
もっとくわしく1日1食を知りたいという方や、それでも1日1食とか信じられないという方は、1度これらの本も読んでみてちょ。